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漆塗膜の改質方法

シーズコード S090001799
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 小川 俊夫
  • 大澤 敏
技術名称 漆塗膜の改質方法
技術概要 漆塗装物の塗膜表面を臭素含有雰囲気と接触させることで、漆塗装物の耐光性が向上するが、使用する臭素含有雰囲気としては、臭素蒸気を2~10g/l、より好ましくは2~5g/l含有し、かつ湿度が40~70%、温度が10~25℃の範囲が用いられ、該臭素含有雰囲気と漆塗膜との接触時間を10分以上とする。この接触により漆の主成分であるウルシオールからなる重合体の不飽和基が臭素で付加され耐光性が向上する。前記臭素含有雰囲気と漆塗膜との接触時間が長い程、漆塗膜の耐光性が向上するが、色彩が濃くなる。そのため、黒つや漆、黒ろいろ漆、黒つや消漆等で形成した色彩の濃い漆塗膜の場合には、接触時間を30分以上、好ましくは30~40分とするのがよいが、なしじ漆、透ろいろ漆、透つや漆、透つや消漆等の色彩が薄い漆を用いた塗膜の場合には処理時間を20分以下とするのがよい。具体的には、試料4を図に示すデシケータ1の上部2に配置する一方、デシケータの底部3には結晶皿5を置き、その中に純度99.0%の臭素6(石津製薬製)を配し、デシケータ内の雰囲気を温度15℃、湿度50%とし、その状態で10分、20分及び30分間保持する。
画像

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S090001799_01SUM.gif
展開可能なシーズ 漆塗装物の改質方法を提案する。
漆塗装物を臭素含有雰囲気と接触させることによりその耐光性を向上させることができ、工業的にも実用的にも価値がある。
用途利用分野 漆塗膜耐光性向上剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 金沢工業大学, . 小川 俊夫, 大澤 敏, . 漆塗膜の改質方法. 特開2002-001208. 2002-01-08
  • B05D   3/04     
  • B05D   7/24     
  • C09D   5/00     
  • C09D 199/00     
  • B44C   3/00     

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