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グリコシドアミノ酸誘導体から成るヒドロゲル化剤およびヒドロゲル

シーズコード S090001881
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 浜地 格
  • 新海 征治
  • 清中 茂樹
技術名称 グリコシドアミノ酸誘導体から成るヒドロゲル化剤およびヒドロゲル
技術概要 N-アセチル化された糖類としてN-アセチルガラクトサミンおよびN-アセチルグルコサミンを親水性部位(SG)として用いる。これらのN-アセチル化糖から誘導された単糖類または二糖類のグリコシド構造と,もう一つの構成体としての疎水性のアミノ酸構造部位(AA)を,連結用リンカー部(L)によって連結させる。すなわち,式[SG‐L‐AA]で示される集合体が本ヒドロゲルを構成するものである。上記グリコシド構造においては、リンカー部(L)との結合が容易になるべく,グリコシド基にアルキル基が連結されているものがよい。リンカー部(L)は連結する構造体と強固な水素結合を形成する。更にAAに因る疎水的集合効果によって,繊維状自己集合体が形成される。それが,温度の変化に応じて糖構造部位(SG)の水和・脱水和に因る膨潤・収縮を誘起するものである。そして、構成ユニットを変えることにより熱応答性、すなわち、膨潤・収縮を起こす体積相転移温度を自在に変えることができる。
画像

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研究分野
  • グリコシド,配糖体
  • アミノ酸
  • 高分子固体の構造と形態学
展開可能なシーズ 共有結合を介して形成された強固な三次元網目構造中に溶媒が浸入してゲルが構成されるものではなく、比較的小分子から成る機能性有機ゲル得るのが目的である。また,熱応答性(感温性),生分解性などの機能を有し,生体内での機能性材料として使用し得るもので,生体適合性を示すゲルの達成を目的とする。
本ヒドロゲルは、強固な水素結合とシクロヘキシル基による疎水性相互作用によって繊維状自己集合体が形成され(図6)、温度依存性体積変化を示す。特定構造のグリコシドアミノ酸誘導体から成る本ヒドロゲルは、低分子(小分子)から成り、あたかもポリアクリルアミド系高分子のような感温性ゲルとなる。これは生体適合性の高い感温性ゲルであり、代替コラーゲン,薬物担体などの各種生体材料としての応用が期待できる。
用途利用分野 機能性ヒドロゲル
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 浜地 格, 新海 征治, 清中 茂樹, . グリコシドアミノ酸誘導体から成るヒドロゲル化剤およびヒドロゲル. 特開2003-327949. 2003-11-19
  • C09K  3/00      
  • A61L 31/00      

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