TOP > 技術シーズ検索 > リグニン系マトリックスを有する複合材料

リグニン系マトリックスを有する複合材料

シーズコード S090001885
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 舩岡 正光
  • 永松 ゆきこ
技術名称 リグニン系マトリックスを有する複合材料
技術概要 先ず一次誘導体を下記の方法で調製した。その模式図を図1に示した;例えばヒノキの木粉の脱脂試料に、各種フェノール誘導体(p-クレゾール、p-クレゾールなど)を収着させた木粉を得た。この一次誘導体のアルカリ性溶液に,架橋性のホルムアルデヒドを添加してヒドロキシメチル基を導入(メチロール化)し,3種類の架橋性プレポリマーを得た。次いで下記の如き方法で複合材料を調製した。上記プレポリマーのテトラヒドロフラン溶液を、例えば,タルクとセルロースの微小繊維の粉末との混合物に添加してよく混合した後、連続攪拌して溶媒を留去することにより、当該混合物にこのプレポリマに収着させてから,圧縮加工によってセルロース繊維含有成形体とした。複合材料の脱複合処理は以下の例で示す。すなわち,上記成形体を粉砕した後、高温度でアルカリ処理することによって脱複合化は容易に進行する。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S090001885_01SUM.gif
研究分野
  • 高分子材料一般
  • 製造工程とその装置
展開可能なシーズ リグノセルロース複合体のリグニン由来区分をマトリックスとして使用し,人工的複合材料を形成させ、しかもそのリグニン由来区分の複合構造を解放、すなわち、脱複合させ得る複合材料を得ることを目標とした。即ち,リグノフェノール誘導体を利用して脱複合が容易な複合材料合成を目的とした。安定性の高い無機系材料とリグノフェノール誘導体とを複合化し、複合成分の相互の循環利用が容易な複合技術を開発する。
特定ユニットを持ったリグノフェノール誘導体ならびにその更なる誘導体を、自己以外の材料と良好に適合されて複合材料マトリックスを構築した。同時に本ユニットの存在に基づく低分子化と構造変換によって、複合材料を脱複合させることができた。また、当該脱複合後でも、さらなる誘導体化が可能であることを利用して、当該マトリックスを逐次的利用して新たな複合材料を提供できる。
用途利用分野 リグノフェノール誘導体複合材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 舩岡 正光, 永松 ゆきこ, . リグニン系マトリックスを有する複合材料. 特開2004-075751. 2004-03-11
  • C08L  97/00     
  • C08H   5/02     

PAGE TOP