TOP > 技術シーズ検索 > 生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法及び検出キット

生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法及び検出キット

シーズコード S090001986
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 奈女良 昭
  • 内海 兆郎
  • 屋敷 幹雄
  • 小嶋 亨
技術名称 生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法及び検出キット
技術概要 生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法において、次の工程:尿試料中に4-(4-ニトロベンジル)ピリジンを添加する第1の工程と、第1の工程により得られた反応溶液を加熱する第2の工程と、第2の工程により得られた反応溶液をアルカリ性にする第3の工程と、第3の工程により得られた反応溶液に有機溶媒を添加する第4の工程と、第4の工程により得られた反応溶液の有機相の着色量を測定する第5の工程を有する。第4の工程で用いる有機溶媒は、ジエチルエーテル、ヘキサン、酢酸エチルからなる群から選択されるものである。尿試料としては、有機リン系農薬による中毒の疑いがある患者等から採取した尿を、何ら処理することなくそのまま用いる。尿は、採取直後のものでも、採取してから一定の時間経過したものでもよい。加熱温度及び時間は、30~100℃で、5~40分程度である。添加すべき有機溶媒としては、尿試料との分離の観点からジエチルエーテルが好ましい。着色量の測定は、緊急度、精度等の測定の目的に応じた方法で行う。例えば、それ自体は既知の分光光度計を用いる吸光度測定方法、色彩表による比色法を用いる。
研究分野
  • 分析機器
  • 農薬一般
展開可能なシーズ 薬物・毒物等による中毒患者の治療は、その中毒の起因物質を同定し、その起因物質に適合した処置を迅速に行うことが重要である。このため、有機リン系又はカーバメート系農薬のいずれかの中毒を選択し、かつ迅速に判定することのできる方法が必要である。生体内に摂取された有機リン系農薬のみを選択的に、迅速にかつ専門的技術を用いることなく簡便に、しかも高感度に検出することができる方法を提供する。
従来の方法に比べて著しく少量の試料で有機リン系農薬の摂取の有無を判定することができる。生体内に摂取された有機リン系農薬のみを選択的に、迅速にかつ専門的技術を用いることなく簡便に、しかも高感度に検出することができる。従って、有機リン系の農薬を摂取したか否かを迅速かつ正確に判定することができ、特に、緊急の現場での患者等の処置、治療に大いに役立つことが期待される。
用途利用分野 薬物・毒物中毒患者起因物質診断装置、生体内に摂取された有機リン系農薬を検出するための検出キット、検査用試薬、検査用容器、検査用分析装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 広島大学, . 奈女良 昭, 内海 兆郎, 屋敷 幹雄, 小嶋 亨, . 生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法及び検出キット. 特開2000-097926. 2000-04-07
  • G01N  31/00     
  • G01N  33/15     
  • G01N  33/493    
  • G01N  33/52     

PAGE TOP