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活性酸素種を包接する12CaO・7Al2O3化合物およびその製造方法

シーズコード S090002058
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 細野 秀雄
  • 平野 正浩
  • 林 克郎
技術名称 活性酸素種を包接する12CaO・7Al2O3化合物およびその製造方法
技術概要 炭酸カルシウムとγ-アルミナを12:7の当量混合した原料粉末を、酸素10-1MPaの雰囲気で、1300℃で2時間焼成した。得られた化合物は12CaO・7AlであることをX線回折により確認した。得られた化合物の室温および77KでのESRスペクトルを測定した。12CaO・7Alは、立方晶の結晶系(格子定数=11.97Å)で空間群はI43dで、単位格子あたり2式量のイオンが存在する。融点は、1415℃である。結晶はAlOの4面体が、重合したネットワーク構造にCa2+イオンが配した構造をとっており、結晶格子中に空隙(ケージ)を有している。電子スピン共鳴(ESR)スペクトルは、gx =2.00,gy=2.01,gz =2.04 にて規定されるスペクトルと、gx=gy=2.05 ,gz=2.00 にて規定されるスペクトルとの重ね合わせによって構成されている。これらのg値はそれぞれ、固体中でのO2-イオンラジカルおよびOイオンラジカルのg値と一致し、O2-イオンラジカルとOイオンラジカルが包接されている。
画像

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研究分野
  • 固体デバイス材料
  • 固体デバイス製造技術一般
  • 固体の製造・処理一般
展開可能なシーズ 化合物を高効率の酸化触媒や抗菌剤等として用いるためには、高濃度の活性酸素種を包接し、活性酸素種の取り出し、取り込みが可逆的にできることが必要で、包接されている活性酸素種の濃度を定量的に分析する手段を確立する。
活性酸素種を多量に包接する12CaO・7Al化合物の活性酸素種は、ほぼフリーな状態で存在して、結晶中を移動できるので、12CaO・7Al化合物は、イオン伝導体として使用することができる。
用途利用分野 酸化触媒や抗菌剤、固体電解質燃料電池用の電極材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 細野 秀雄, 平野 正浩, 林 克郎, . 活性酸素種を包接する12CaO・7Al2O3化合物およびその製造方法. 特開2002-003218. 2002-01-09
  • C01F   7/16     
  • A01N  59/06     
  • B01J  23/02     
  • H01B   1/08     
  • H01M   4/86     

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