TOP > 技術シーズ検索 > 12CaO・7Al化合物とその作成方法

12CaO・7Al化合物とその作成方法

シーズコード S090002083
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 細野 秀雄
  • 平野 正浩
  • 林 克郎
技術名称 12CaO・7Al化合物とその作成方法
技術概要 12CaO・7Alは、立方晶の結晶系(格子定数=11.97Å)で空間群はI43dで、単位格子あたり2式量の酸素イオンが存在する。融点は、1449℃である。結晶はAlOの4面体が、重合したネットワーク構造にCa2+イオンが配した構造をとっており、結晶格子中に空隙(ケージ)を有している。2(12CaO・7Al)=Ca24Al2866= [Ca24Al28664+・2O2-であり、O2-イオンはフリー酸素と呼ばれ、ケージの中に存在している。O2-イオンは、固体構造中では常にカチオンで配位されており、フリーな状態になることはほとんどない。しかし、12CaO・7Al結晶中では、O2-イオンは、ケージ内に存在し、カチオンと結合できず、フリーな状態になっている。この状態は、固体表面に吸着した状態と類似しており、化学的に非常に活性な状態である。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S090002083_01SUM.gif
研究分野
  • 反応操作(単位反応)
  • 固体の製造・処理一般
  • 触媒の調製
展開可能なシーズ OH‐イオンは、Oイオンラジカルおよび/またはOイオンラジカルに比べより安定に包接され、C12A7化合物中に包接されるOHイオン濃度を低減化しないと、他のXイオンの包接濃度を高めることができない。C12A7化合物中のOHイオン濃度を低減し、OHイオン以外のXイオン包接濃度を大きくする。
12CaO・7Alは、イオン伝導体として使用することができる。Xイオンを2×1019cm-2以下にしか包接しない、すなわち、包接Onイオンラジカルを高濃度に含むC12A7化合物は、Onイオンラジカルの移動によるイオン伝導体として使用できる。
用途利用分野 自動車エンジン排ガス浄化触媒、抗菌剤、電極材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 細野 秀雄, 平野 正浩, 林 克郎, . 12CaO・7Al2O3化合物とその作成方法. 特開2003-128415. 2003-05-08
  • C01F  7/18      
  • A01N 59/06      
  • B01J 23/02      
  • C01B 13/02      
  • G01N 31/00      
  • H01B  1/08      
  • H01M  4/86      
  • H01M  8/02      
  • H01M  8/12      

PAGE TOP