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非対称双頭型脂質から成るチューブ状凝集体 新技術説明会

シーズコード S090002173
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 増田 光俊
  • 清水 敏美
技術名称 非対称双頭型脂質から成るチューブ状凝集体 新技術説明会
技術概要 式R-NHCO-(CH-COOH(式中、Rはアルドピラノースの還元末端水酸基を除いた残基、nは6~20)で表わされる非対称双頭型脂質を水に加熱溶解後、冷却により製造される、非対称双頭型脂質から成る中空のチューブ状凝集体である。このRはD-グルコピラノシル基又はD-ガラクトピラノシル基であることが好ましい。更に本発明は、非対称双頭型脂質を水に加熱溶解後、冷却から成る、このチューブ状凝集体の製造法である。非対称双頭型脂質を製造のための望ましい態様は、アジド糖接触還元を、触媒として酸化白金を用いて水素と接触によりアミノ糖への変換を行う。アジド基が完全に還元されてアミノ基に変換されたことを薄層クロマトグラフィーで確認後、生成アミノ糖を単離、精製せず、ジカルボン酸を縮合させる。これを精製後、メタノールに溶解し、ナトリウムメトキシド/メタノール溶液を作用させ、糖残基部分が脱アセチル化された目的物をナトリウム塩の形で得る。さらに強酸性イオン交換樹脂を添加し、ナトリウム塩を中和し、カルボン酸形の目的物を得る。
画像

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研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 有機化学反応一般
  • 糖質・糖鎖一般
展開可能なシーズ 広範囲な用途に応用可能な中空微細チューブ状凝集体を形成することのできる安価な原料を提供し、この原料から水中で形成することのできる安定なナノメートルスケールの微細チューブ状凝集体を提供する。
天然のリン脂質や一般の合成両親媒性化合物からは得ることが困難であった、水中または空気中で安定な中空の微細チューブ状凝集体を容易に得ることができる。この微細チューブ状凝集体の原料である本発明の脂質は安価であり、その製法も容易である。
用途利用分野 医療材料(医療用の徐放性担体や吸着体)、(化粧品、食品、農林業、繊維工業等における)乳化剤、安定剤、分散剤、湿潤剤、ナノ部品(電子、情報分野)
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人産業技術総合研究所, . 増田 光俊, 清水 敏美, . 非対称双頭型脂質から成るチューブ状凝集体. 特開2002-322190. 2002-11-08
  • C07H  13/06     

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