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電動車両の制御装置

シーズコード S090002431
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 加藤 利次
  • 井上 馨
技術名称 電動車両の制御装置
技術概要 制御装置は、駆動輪と路面の間のスリップ率を表現するスリップ状態量αを取得する取得手段1と、予め定めた制御則f(α)に基づきスリップ状態量αを用いてドライバーから入力されるトルク指令値Tに変換を加える指令値変換手段2と、そこで変換された値をトルク入力値Tとして電動モータEMの発生する駆動トルクTを調整する駆動手段3とを備える。そして、制御則f(α)により、トルク入力値Tに対するスリップ率λと仮想摩擦係数μとの平衡点の関係を表す同図(b)の定スリップ率曲線μ(T,λ)を、任意のトルク指令値Tに対して路面摩擦関数μ(λ)と常に1点で交叉するような定スリップ率曲線μ(T,λ)に変形することが特徴である。すなわち、定スリップ率曲線μ(T,λ)を変形した定スリップ率曲線μ(T,λ)と路面摩擦関数μ(λ)との交点(すなわち動作点)が常に1点となるようにフィードバック補償を行なうものである。交点が2以上となる場合のように路面摩擦関数μ(λ)が最大値を超えた際にスリップ率が大幅に変動するという現象も起こらない。
画像

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S090002431_01SUM.gif
研究分野
  • 鉄道車両用機器
  • 電気自動車
  • 電装品
展開可能なシーズ トラクションコントロールやブレーキ制御等に利用される電動車両の制御装置に関する。加速・減速時にスリップ現象が生じ易くなり、車両の挙動が不安定になるという従来の問題に対処するため、スリップ率の大幅な変動を抑制でき尚かつ最大の駆動力でのトルク制御を可能にする制御装置を提供する。
駆動輪のトルク指令値を大きくしてもスリップ率の大幅な変動を抑制でき、しかもスリップ率を最大の駆動力を発生する摩擦係数付近に制御できるため、乗り心地と加減速性能がよい上に、車輪の寿命の長い電動車両を実現することができる。特に、高トルクモータを搭載した電動車両に適用した場合には、そのスリップを抑制し最大の駆動力を発生する制御装置として極めて有用なものとなり得る。
用途利用分野 電気自動車、電車、ハイブリッド車、燃料電池車、電動車両制御装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人同志社, . 加藤 利次, 井上 馨, . 電動車両の制御装置. 特開2007-135276. 2007-05-31
  • B60L  15/20     

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