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ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼに対する抗体酵素、それをコードする遺伝子、その遺伝子が導入された形質転換体、及びそれらを利用したヘリコバクター・ピロリ菌感染患者の治療薬と感染予防剤

シーズコード S090002472
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 宇田 泰三
  • 一二三 恵美
  • 藤井 亮治
  • 森原 史子
  • 近本 肥干
技術名称 ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼに対する抗体酵素、それをコードする遺伝子、その遺伝子が導入された形質転換体、及びそれらを利用したヘリコバクター・ピロリ菌感染患者の治療薬と感染予防剤
技術概要 抗体酵素は、ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼに対する抗体断片であり、かつ、このウレアーゼの分解酵素として作用する抗体酵素であって、配列番号3に示すアミノ酸配列を含んでいることを特徴とする。具体的には、この抗体酵素は配列番号3に示すアミノ酸配列はヘリコバクター・ピロリ・ウレアーゼのモノクローナル抗体HpU-2のH鎖の可変領域を含み、1またはそれ以上のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加されたアミノ酸配列からなるもの、即ち、HpU-2-Hの変異体であって、HPウレアーゼの分解酵素として作用するものである。さらにこの抗体酵素は、配列番号3に示すアミノ酸配列のC末端側にHpU-2抗体H鎖の残りのアミノ配列が適宜付加されたものでもよく、HpU-2抗体H鎖全長であってもよい。この抗体酵素を取得することで、ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼを特異的に分解することができ、ヘリコバクター・ピロリ菌を効率よく除菌することができ、さらにこの抗体酵素は経口で摂取してもヘリコバクター・ピロリ菌の除菌効果を発揮するため、感染予防薬として利用することもできる。
画像

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研究分野
  • 酵素一般
  • 分子遺伝学一般
  • 製剤一般
展開可能なシーズ ヘリコバクター・ピロリ菌を除菌し、薬剤耐性菌の出現を回避するため、ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼのモノクローナル抗体を作製し、そのモノクローナル抗体のH鎖、L鎖の可変領域のアミノ酸配列、塩基配列を決定し、このアミノ酸配列について分子モデリングを行い、その3次元構造を推定し触媒三つ組残基構造を有しているか否かを確認し、モノクローナル抗体の可変領域のうち、触媒三つ組残基構造を有するものを抗体酵素として取得する。
ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼを分解酵素として作用するものを抗体酵素として取得することで、ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼを特異的に分解することができ、ヘリコバクター・ピロリ菌を効率よく除菌することができる。またヘリコバクター・ピロリ菌に薬剤耐性を与えないと考えられるため、ヘリコバクター・ピロリ菌感染患者の治療薬として有効に利用することができ、さらに感染予防薬として利用することもできる。
用途利用分野 治療薬、感染予防薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 宇田 泰三, 一二三 恵美, 藤井 亮治, 森原 史子, 近本 肥干, . ヘリコバクター・ピロリ菌のウレアーゼに対する抗体酵素、それをコードする遺伝子、その遺伝子が導入された形質転換体、及びそれらを利用したヘリコバクター・ピロリ菌感染患者の治療薬と感染予防剤. 特開2004-097212. 2004-04-02
  • C12N   9/50     
  • C12N  15/09     
  • C12N   1/15     
  • C12N   1/19     
  • C12N   1/21     
  • C12N   5/10     
  • A01H   5/00     

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