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ホスフィン酸アルケニル及びその製造方法

シーズコード S090002665
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 田中 正人
  • 華 瑞茂
技術名称 ホスフィン酸アルケニル及びその製造方法
技術概要 低原子価Ru錯体触媒の存在下、分子末端に炭素‐炭素3重結合を有するアセチレン化合物と有機ホスフィン酸とを反応させてホスフィン酸アルケニル誘導体を製造する方法である。錯体触媒である低原子価Ru錯体の例としては、Ru(CO)12,Ru(cod)(cot)(cod:シクロオクタジエン、cot:シクロオクタトリエン)等が使用される。アセチレン化合物としては、一般式(I)RC≡CH(R:アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、複素環基、エステル基、シリル基)で表わされるものを、有機ホスフィン酸としては式(II)のRP(O)OH(R:アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基)で表わされるものを用いる。生成物としては、分子末端に炭素-炭素2重結合を有し、その2重結合の分子の内側にホスフィン酸類が結合した化合物、式(III)が得られる。具体的には、1‐オクチンとジフェニルホスフィン酸からRu(CO)12錯体触媒存在下、収率74%でジフェニルホスフィン酸1‐オクテン‐2‐イルが得られる。
画像

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研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 触媒操作
  • 有機化学反応一般
展開可能なシーズ 工業的に入手容易なアセチレン化合物にホスフィン酸を反応させることからなる、ホスフィン酸アルケニル類の新規かつ効率的な製造方法を提供する。
医薬・農薬、難燃剤等の合成に有用なホスフィン酸アルケニル類を、入手容易なホスフィン酸とアセチレンから効率的かつ安全に製造でき、その分離精製も容易である。
用途利用分野 医薬、農薬、難燃剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人産業技術総合研究所, . 田中 正人, 華 瑞茂, . ホスフィン酸アルケニル及びその製造方法. 特開平11-180990. 1999-07-06
  • C07F   9/32     
  • B01J  31/22     

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