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高強度・高耐蝕性Ni基非晶質合金

シーズコード S090002702
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 井上 明久
  • 金 星圭
技術名称 高強度・高耐蝕性Ni基非晶質合金
技術概要 Ni基からなる特定組成の合金を溶融し、液体状態から急冷固化させることによりNi系非晶質合金を得た。合金組成はNi100-a-bNb(Zr,Ti,Hf)[a,bは、原子比率であり、a=10~28,b=10~28,a+b=35~42であり、残部はNiおよび不可避的不純物]、また、Ni100-a-b-cNb(Zr,Ti,Hf)(Co,Fe,Cu,Pd)[a,b,cは原子比率であり、a=10~28,b=10~28,c≦15,a+b=35~42,a+b+c=35~50であり、残部はNiおよび不可避的不純物]からなっている。これら組成の合金は30K以上の過冷却液体領域と800K以上のガラス遷移温度をもち、非晶質相を体積百分率で70%以上含んでいる。合金を石英管中でアルゴン雰囲気中にて溶融した後、溶融合金を噴出圧0.5~3.0kg/cm で銅製の金型内に充填凝固させる金型鋳造法で得た直径1mmの線状の非晶質合金塊は圧縮強度が2500MPa以上となった。また、アーク溶解法、ダイカストとスクイズ鋳造法等の製造方法も適用できる。
展開可能なシーズ 薄帯やフイラメントおよび粉末に限られている従来の非晶質合金に比べて、実用に耐えうる強度と実用寸法が実現できる非晶質形成能を兼備したNi系非晶質合金材料を提供する。
結晶化温度が高く、金型鋳造でも非晶質を維持して高強度、高耐蝕性を持つ非晶質合金を得ることができ、構造材料や化学材料等の分野へ応用できる寸法の最終製品形状に加工できた。
用途利用分野 耐蝕性配管材料、耐摩耗性材料、化学工業用ポンプ、小型精密機器、携帯電話
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 井上 明久, 金 星圭, . 高強度・高耐蝕性Ni基非晶質合金. 特開2000-345309. 2000-12-12
  • C22C  45/04     
  • C22C  19/03     

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