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相補型可塑特性細線素子、共鳴型特性素子及びそれらを用いた集積回路

シーズコード S090002795
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 松川 貴
  • 金丸 正剛
  • 昌原 明植
  • 伊藤 順司
技術名称 相補型可塑特性細線素子、共鳴型特性素子及びそれらを用いた集積回路
技術概要 この高機能素子は、単位長さ当たりに含まれるドーパントの数が単位長さ当たりの表面準位数以下であるp型またはn型半導体でなる細線4と、細線4の側面に近接して設けたサイドゲート5と、細線の上部に絶縁膜6を介して配置した読み出しゲート7とで成る。サイドゲート5または読み出しゲート7の電圧により、細線4を流れる電流を独立に制御でき、種々の素子特性を実現できる。p型及びn型可塑特性細線素子を組み合わせた相補型可塑特性細線素子は、本素子1個で、共鳴電圧または共鳴幅が任意に選択可能な共鳴特性素子として機能する。また、この構成によれば、n型およびp型細線がともに非導通となる読み出しゲート電圧(共鳴電圧)に対して、n型およびp 型細線がともに非導通となる。共鳴電圧以外の読み出しゲート電圧に対しては、n型またはp型細線のどちらかが導通状態となる。従って、並列に接続した細線を流れる電流を検出すれば、読み出しゲートに印加された電圧が共鳴電圧かあるいはそれ以外の電圧であるか識別できる。この機能を用いれば、比較回路として使用できる。
画像

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研究分野
  • 固体デバイス一般
  • 半導体集積回路
展開可能なシーズ 単なるスイッチ機能しか有さない従来の素子に代えて、ナノ領域において発現する物性を利用した高機能素子を提供し、LSIの飛躍的な高機能化を可能にする。
この可塑特性細線素子は細線を流れる電流をサイドゲート及び読み出しゲートで独立に制御でき、また、メモリー機能を有するので、従来多くのトランジスタを必要とした機能を、本素子1個で実現できる。また、この相補型可塑特性細線素子は、素子1個で共鳴特性素子、比較回路機能を実現でき、共鳴電圧、共鳴幅を任意に選択できる。LSIの飛躍的な高機能化を可能にし、微細なので高集積LSIの基本素子として最適である。
用途利用分野 高機能素子、共鳴特性素子、比較回路、高集積LSI
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人産業技術総合研究所, . 松川 貴, 金丸 正剛, 昌原 明植, 伊藤 順司, . 相補型可塑特性細線素子、共鳴型特性素子及びそれらを用いた集積回路. 特開2004-079674. 2004-03-11
  • H01L  29/06     
  • B82B   1/00     
  • H01L  29/80     
  • H01L  29/786    

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