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電力系統の系統安定度監視方法及びシステム

シーズコード S090002853
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 三谷 康範
  • 渡邊 政幸
  • 辻 毅一郎
  • 橋口 卓平
技術名称 電力系統の系統安定度監視方法及びシステム
技術概要 電力系統の系統安定度監視システムは、広域的な複数地点のそれぞれにおいて、一般需要家が用いる商用電源コンセントの電圧からその位相を検出し、この位相情報に時刻情報を付加したデ-タを送出する位相計測装置と、複数地点からのデ-タを、ネットワ-クを介して、継続的に取得して、収集するデ-タサ-バと、このデ-タサ-バが取得したデ-タに基づき、系統の動揺成分を抽出する手段と、抽出した動揺成分に基づき系統の安定度を判別する手段とを備える。抽出される動揺成分は、系統内で発生する最も周期が長い第1モ-ドと次に周期が長い第2モ-ドの動揺成分である。安定度の判別は、第1と第2の2つのモ-ド間に働く相互作用を考慮した2自由度系振動モデルを適用し、第1と第2モ-ドの動揺成分から予め用意した連成振動モデルの係数を同定し、その結果から固有値を計算することにより行う。この連成振動モデルは、複数のモデル式で表され、その行列式から2つの共役な複素固有値を導出することで、2つの振動モ-ドの特徴を調べる。
画像

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研究分野
  • 屋内配電・電源設備
展開可能なシーズ 電力系統の系統安定度に関し、遠隔・多地点の情報量を同時刻で計測して、広域的なデ-タ収集に基づくリアルタイムの監視・制御を実現する。また、電力取引所で系統安定度を把握する、また小売託送を行う事業者が系統安定度を把握することを容易にし、さらに、自家発電電力ネットワ-クを持つ事業者が安価な系統監視システムを構築することができる。
需要家コンセント電圧100Vを用いて計測を行い、各地から時刻情報を持ったデ-タを集めて、信号処理によって広域電力系統の安定度余裕を算出することが可能となる。需要家コンセントを用いるために、特別な工事が不要であり、情報ネットワ-クを介して集めたデ-タの解析技術により監視が可能になり、さらに、事故発生防止への適用を図ることができると共に、広域の停電波及の解明をすることが可能となる。
用途利用分野 電力系統安定度監視システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人九州工業大学, 学校法人大阪大学, . 三谷 康範, 渡邊 政幸, 辻 毅一郎, 橋口 卓平, . 電力系統の系統安定度監視方法及びシステム. 特開2006-211830. 2006-08-10
  • H02J  13/00     
  • H02J   3/24     
  • H02J   3/00     

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