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電気流体力学ポンプ

シーズコード S090002856
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 花岡 良一
  • 高田 新三
  • 深見 正
技術名称 電気流体力学ポンプ
技術概要 1は線状の内側電極、2は円筒状の外側電極である。両者の材質はステンレススチールであって、同軸状に配置されている。3、4は電気絶縁性の流体送出流路管、9、10は流体帰還流路である。外側電極2の両端面は電気絶縁性端板5、6で封じられている。7は電界が作用すると解離イオンが生成される流体、8は直流高圧電源である。各絶縁性端板5、6の中心部にはそれぞれ流体送出流路管3、4が接続され、外側電極2の内面近傍に流体帰還流路管9、10が接続されている。この構成で内側電極1と外側電極2の間に直流高圧電圧を印加すると、両極間、特に内側電極1の表面近傍に強電界が形成される。そこで解離性イオンとして負のイオンが生成され易い弱導電性流体の場合、内側電極1に(+)の電位、外側電極2に(-)の電位を与えると、「純伝導ポンピング」の機構に基づき内側電極1の周囲に形成されたヘテロチャージ層と内側電極1との間で、層内イオンの当該電極表面法線方向に押す力により軸中心へ向こう圧力が発生する。これがポンピングの駆動源となり、流体送出流路管3、4から吐出した流体7は、外部管路を経て流体帰還流路管9、10に流れ込んで循環する。
画像

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研究分野
  • ポンプ,各種揚水装置
  • 静電機器
展開可能なシーズ 従来の電気流体力学ポンプ(EHDポンプ)では、電極群塊をポンプ内の流体流路中に置くことから、ポンプ内に形成される流体流路の流路抵抗が大きくなる難点があった。そこで、電極の構成を改良することにより、EHDポンプの流路抵抗を減少させると共に電極配置構造を簡素化して製作コストを低減させる。
可動機構がない上に、流体の流れ方向に大きな流路抵抗となる電極群を配設しないことから、摩擦音や振動音が生ずることなく大きな圧力ヘッドが得られ、また電極配置構造が極めて単純なので、製造コストも低く抑えることができる。また、従来のポンプのような電磁誘導現象を利用していないので電気的ノイズが一切発生しないので、例えば精密電子機器等のクーリングユニットなどに適用すれば極めて大きな効果を期待できる。
用途利用分野 電気流体力学ポンプ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人金沢工業大学, . 花岡 良一, 高田 新三, 深見 正, . 電気流体力学ポンプ. 特開2006-158169. 2006-06-15
  • H02K  44/04     
  • F04B   9/00     

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