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中間熱交換器組込型蒸気発生器

シーズコード S090002870
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 林田 均
  • 荒 邦章
技術名称 中間熱交換器組込型蒸気発生器
技術概要 2次冷却材14を収容している容器10内に内筒12を設置して内筒の内外で流路を区分し、内筒12内の上部と下部にヘリカルコイル状の中間熱交換用伝熱管20と蒸気発生用伝熱管22を分離して配設する。また、容器外周に設置した電磁駆動用コイル24と内筒に取り付けた磁性体コア26によって電磁ポンプ機構を形成し、内筒内を上昇し内筒外を下降するように容器内で2次冷却材の液体ナトリウム14を強制循環させる。2つの伝熱管20,22の間に、1枚以上の多孔板18を設け、それによって一方の伝熱管破損時の影響が他方の伝熱管に波及しないようにする。原子炉炉心を流れて加熱された1次冷却材の液体ナトリウムは、この中間熱交換器組込型蒸気発生器に達し、中間熱交換用伝熱管20の内部を流通し、この周囲に存在する液体ナトリウム14に熱を伝達する。加熱された液体ナトリウム14は内筒12内を上昇し、多孔板18を通過して蒸気発生用伝熱管22の周囲を流れ、その内部を流れる水に熱を伝達する。蒸気発生用伝熱管22を通る水は加熱され、蒸気になってタービン発電機などへ向かう。
画像

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研究分野
  • 液体金属冷却型原子炉
  • 原子炉冷却系
  • 原子炉熱力学
展開可能なシーズ 中間熱交換器と蒸気発生器の2つの機能を持たせつつ2次冷却系統を簡素化し、必要な物量と設置スペースを大幅に削減できるようにする。また、伝熱管の万一の破損に対しても高い安全性を確保できるようにした中間熱交換器組込型蒸気発生器を提供する。
中間熱交換器、2次系配管、2次系ポンプ、蒸気発生器などで構成する従来技術と同様の機能を実現でき、しかも従来技術に比べて必要機材と設置スペースを大幅に削減でき、配管長を短縮できる。また、中間熱交換用伝熱管と蒸気発生用伝熱管との間に、1枚以上の多孔板もしくはスリット板を設けたことにより、一方の伝熱管破損時に、原子炉炉心を流れる1次冷却材と水又は蒸気が反応することを防止でき、十分な安全性を確保することができる。
用途利用分野 中間熱交換器組み込み蒸気発生器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人日本原子力研究開発機構, . 林田 均, 荒 邦章, . 中間熱交換器組込型蒸気発生器. 特開2003-149384. 2003-05-21
  • G21D   1/00     
  • F22B   1/06     

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