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パルス中性子非弾性散乱実験の高効率測定方法

シーズコード S090002965
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 新井 正敏
  • 中村 充孝
  • 梶本 亮一
  • 中島 健次
技術名称 パルス中性子非弾性散乱実験の高効率測定方法
技術概要 パルス中性子源からの中性子のパルス時間幅は、そのエネルギーによって異なり、低エネルギー側では長く、高エネルギー側では短くなるという特徴がある。そのためRRM法により非弾性中性子散乱測定を行う場合、低エネルギー側の測定を最適化し、実験効率を向上させるためにはチョッパーの開口時間幅を長くする必要がある。そこで、回転するスリットパッケージを、複数の中性子透過材1の積層体から構成し、その間に中性子吸収材2を挿入し、更にその中性子吸収材の両面に中性子スーパーミラー3を設ける。この装置では、矢印で示される入射中性子ビームは、スリットパッケージの中性子透過材の下端から入射し、上端から取出される。その際、中性子吸収材の両側に中性子スーパーミラーが設けられているので、入射中性子は、吸収されることなく、スリットパッケージが回転により傾いた状況でもスーパーミラーで反射され、透過材上端から複数の入射エネルギーを有する中性子ビームが取出される。これにより、スーパーミラーでの反射が可能な低エネルギー中性子に対してはチョッパーによる実効的な開口時間幅が長くなり、ほぼ最適な実験条件を実現できる。
画像

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S090002965_01SUM.gif
研究分野
  • 光学的測定とその装置一般
  • 粒子光学
  • 光デバイス一般
展開可能なシーズ それぞれが異なった入射エネルギーを持つ複数の中性子ビームを選択し、それぞれを試料に入射させて測定を行なうRRM法(Repetition Rate Multiplication法)を用いたパルス中性子非弾性散乱測定において、チョッパーの開口時間幅が常に一定にならず、複数の入射中性子エネルギー全てに対して同時に最適な実験条件を実現させることができるチョッパーを提供する。
非弾性中性子散乱測定において、実効的なチョッパーの開口時間幅を広いエネルギーに亘って中性子ビームのパルス時間幅に近付けることができるため、RRM法の実験効率を向上させることができる。
用途利用分野 中性子非弾性散乱測定装置、パッシブ中性子測定装置、NBI装置、中性子線監視装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人日本原子力研究開発機構, . 新井 正敏, 中村 充孝, 梶本 亮一, 中島 健次, . パルス中性子非弾性散乱実験の高効率測定方法. 特開2007-303909. 2007-11-22
  • G01N  23/204    
  • G21K   1/04     
  • G21K   1/06     
  • G21K   1/00     

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