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使用済媒質の再生システム

シーズコード S090002983
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 天本 一平
  • 小藤 博英
  • 福嶋 峰夫
  • 明珍 宗孝
技術名称 使用済媒質の再生システム
技術概要 この使用済媒質の再生システムは、使用済媒質に沈殿物転換材を添加することで使用済媒質中の不純物の一部を沈殿物として析出させる沈殿物転換用の反応槽10と、沈殿処理後の媒質をろ過処理して沈殿物を回収するフィルタ装置12と、ろ過後の媒質を受け入れ、次工程への送液速度を調整する中間受槽14と、送液速度が調整された媒質をイオン交換能及び/又は分子ふるい能を利用して可溶性不純物の回収を行う媒質精製ユニット16を備える。沈殿物転換材は、処理後の媒質組成に大きな影響を与えないように、基本的には陽イオン部分が媒質と共通なイオンを有する炭酸塩(Na CO 等)やリン酸塩(Li PO 、K PO 、Na PO 等)とする。なお、炭酸塩のほか、ホウ酸(H BO )を用いてもよい。またリン酸塩転換においてはリン酸塩を使用する。例えば500℃で、オルトリン酸リチウム(Li PO )をLiCl-KCl系使用済み媒質に添加する。フィルタ材としては、沈殿物の固化に用いる材料と整合性のあるガラス材料を用いる。即ち、リン酸塩沈殿法では鉄リン酸ガラス、酸化物沈殿法では、ホウ珪酸ガラスが好ましい。
画像

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研究分野
  • 放射性廃棄物
  • 核燃料再処理
  • 各種物理的手法
展開可能なシーズ 使用済媒質中の高レベル放射性物質(FP等)を適切に取り除くことにより媒質を再生し、媒質をリサイクルする。特に、沈殿法において、沈殿物を容易に回収でき、更に沈殿物を形成しない可溶性不純物を回収して使用済媒質を再生し、リサイクルできる方法を提供する。
沈殿物転換用の反応槽を、沈殿室と媒質汲み上げ調整室とに区分しているので、これまで過剰に添加して廃棄物となっていた沈殿物転換材を再利用できる。その上、沈殿物除去に用いるフィルタ材及び精製塔の充填材については、不純物の固化に用いるガラスと整合性のとれたガラス材料を用いることで、収着した物質ごと処理できるために、廃棄物発生量を抑制できる。
用途利用分野 使用済核燃料再処理設備、核燃料廃棄物管理設備
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人日本原子力研究開発機構, . 天本 一平, 小藤 博英, 福嶋 峰夫, 明珍 宗孝, . 使用済媒質の再生システム. 特開2009-053097. 2009-03-12
  • G21F   9/06     
  • G21C  19/44     

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