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放射性廃液のガラス固化処理方法

シーズコード S090002985
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 伊藤 義之
  • 新原 盛弘
  • 高谷 暁和
技術名称 放射性廃液のガラス固化処理方法
技術概要 ガラス固化処理方法は、ガラス固化体に必要なガラス物性を得るため、放射性廃液中に、例えば硝酸塩等の水溶性原料、及びアルコキシドの加水分解を促進するための溶媒としてエタノールやメタノール等のアルコールを添加し、更に親油性のアルコキシド原料として例えばトリメチルボラートとケイ酸エチルを添加して混和し、適当な温度に加熱し超音波を加える等して加水分解・重合反応を進めてゾルをゲル化し、得られた湿潤ゲルを乾燥させ、その乾燥ゲルを熱処理でガラス軟化点以下の温度で焼結させることによりガラス固化体にする。ここで、湿潤ゲルを乾燥させる際、ゲル中の湿潤部分と乾燥部分の間に応力がかかり、ひび割れを生じる恐れがあるので、一度に処理するゲル量を制限して少量ずつ徐々に乾燥させるか、あるいは湿潤ゲルを粉砕して乾燥させる。それらの場合、熱処理では、乾燥ゲルを仮焼した後、所定の形状に圧縮成型し、焼結させることで、大型で緻密なガラス固化体を得る。
画像

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研究分野
  • 放射性廃棄物
  • 廃棄物処理
展開可能なシーズ 放射性廃液のガラス固化処理に際し、ガラスの軟化点以下の低温でガラス固化できるように工夫することで、設備材料の侵食や放射性元素の揮発を抑制し、設備やメンテナンスの費用を大幅に削減できるガラス固化処理方法を提供する。
高レベル放射性廃液には多くのセシウムが含まれているが、この方法は、全工程を通じてセシウムの沸点未満で取り扱うことができるので、回収設備を簡略化できる。
用途利用分野 使用済核燃料再処理設備、核燃料廃棄物管理設備
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人 日本原子力研究開発機構, . 伊藤 義之, 新原 盛弘, 高谷 暁和, . 放射性廃液のガラス固化処理方法. 特開2009-115490. 2009-05-28
  • G21F   9/16     

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