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機器の診断方法

シーズコード S090003044
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 名倉 文則
  • 大山 信美
技術名称 機器の診断方法
技術概要 準備ステップは、第一の状態(正常状態)における機器の動作変量を計測する。その計測結果を利用して第二の状態(異常状態)における機器の動作変量を推定する。判定ステップは、適宜機器の動作変量を実測する。実測された動作変量が第一の状態における動作変量と第二の状態における動作変量のいずれにより近いかを判定して診断する。また、ARモデルを用いる方法では、準備ステップにおいて、機器の複数の状態について機器の動作変量を記述するモデルを構築する。判定を行う場合には、実際に診断を行うタイミングで機器の動作変量を計測する(S20)。この動作変量をもとに現在の機器の状態におけるARモデルを準備ステップと同様の手順で求める(S21)。その後、そのARモデルと準備ステップで構築した複数のARモデルのいずれが近いかを、多変量どうしの近さをもとに判定する。すなわち、準備として求めた複数のARモデルについて、その予測係数についてマハラノビスの距離の判別式をそれぞれ算出しておく。そして、求められた複数のマハラノビスの距離の判別式に計測値から得た動作変量に基づくARモデルの予測係数を代入することで、判別を行う(S22)。
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研究分野
  • 原子炉の計測
展開可能なシーズ いろいろな運転状況下にあって、機器の状態(正常、異常など)を客観的に高い確度で判断することのできる機器の診断方法を提供する。また、診断の精度を高めるためにある程度多くのデータを扱いつつ計算負荷を抑える方法を提供する。
機器の動作変量の計測結果を利用して異常状態における機器の動作変量を推定するため、機器の内面に傷をつける等、異常状態を実際につくり出す必要がなく、機器のいろいろな状態を想定して動作変量を準備することができる。さらに、判定を数値的に行うことにより、診断の客観性が増す。
用途利用分野 回転機械、ころがり軸受、エンジン燃料噴射器、エアーコンディショナー温度制御器、飛行制御器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, . 名倉 文則, 大山 信美, . 機器の診断方法. 特開2000-046701. 2000-02-18
  • G01M  19/00     
  • G01D  21/00     
  • G01M  13/04     

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