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水質検査装置および方法

シーズコード S090003103
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 洲さき敏伸
  • 吉村知里
  • 大村現
技術名称 水質検査装置および方法
技術概要 太陽虫の生物活性度を、検出槽で測定する。検出槽には、太陽虫を維持させ、接触前の検出槽の太陽虫数を計数し、その後検出槽の一端から検水を導入し、一定時間(例えば、5~30分間)接触させ、次いで検出槽の太陽虫数を計数し、その数の減少によって汚染物質の夾雑を検定する。太陽虫の生物活性度は、太陽虫の検出槽における底面への付着性(保持力性:底面に付着して離れにくいことを意味する)を意味し、安定に太陽虫が検出槽の底面に付着した状態から、検水導入によって、その付着性の低下で洗浄による底面からの遊離度を測定し、検水中の毒性物質の汚染度を評価するものである。遊離度は、検出槽に保持される太陽虫の数を測定することであり、安定に太陽虫が検出槽の底面に付着した状態から、検水との一定時間の接触後の洗浄による太陽虫の数の変化減少を指標にする。水質検出装置は、流入口と流出口をもつ底面が平面の検出槽を有し、検出槽の下方部から照明例えば落射照明ランプを照らし、その光を受けて光る検出槽の底面に付着する太陽虫は、顕微鏡によってとらえられビデオカメラによってデジタル映像として解析用パソコンに転送して太陽虫数を計測する。
画像

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研究分野
  • 水質調査測定一般
  • 水質汚濁一般
展開可能なシーズ 毒性物質に対して敏感であるとともに、培養が容易で、微生物同様、大量での取り扱いが可能な太陽虫を用いることにより、微生物や魚類を用いること無く、迅速かつ高感度に環境中の毒性物質を検出することのできる簡便かつ低コストの水質検査装置および方法を提供する。
太陽虫を用いることにより、高感度、迅速かつ簡便に毒性物質の検知を行うことが可能となった。さらに、給餌およびpH調整が不要であるので、餌およびpH調整用に大量に消費されていた緩衝液が不要となり、コスト削減に貢献できるとともに、給餌および緩衝液供給に要する設備の設置が不要であるので、水質検査装置のシンプル化、小型化かつ低コスト化が図れるともに、ひいてはメンテナンスも容易となる。
用途利用分野 水質検査装置、排水処理施設
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人神戸大学, . 洲さき敏伸, 吉村知里, 大村現, . 水質検査装置および方法. 特開2008-215885. 2008-09-18
  • G01N  33/18     

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