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基底膜標品の作製方法

シーズコード S090003198
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 持立 克身
技術名称 基底膜標品の作製方法
技術概要 界面活性剤(0.1%トリトン(Triton)X-100)を用いると界面活性作用により細胞の脂質成分が溶解し、アルカリ性溶液(20~50mMのNH3)を用いると細胞の基底膜表面に残存する蛋白質が溶解する。蛋白分解酵素阻害剤の混合液を用いると、細胞が溶解する際に遊離してくるリソゾーム中の蛋白分解酵素等の内因性プロテアーゼ活性による基底膜の分解が抑制され、基底膜形成能を有する同種又は異種の所望の細胞を播種・培養した場合に、細胞の形態、分化、増殖、運動、機能発現などを制御する機能を有する基底膜の標品を短時間に得る。基底膜は線維芽細胞を包埋したコラーゲンゲル上で、基底膜形成能を有する細胞培養で調製される。基底膜形成能を有する細胞の基底面に、基底膜構成成分の集積作用を有するレセプターを局在化できるβ-D-グルコピラノース非還元末端又は2-アセトアミド-2-デオキシ-β-D-グルコピラノース非還元末端を有する糖鎖を備えた支持体上で、基底膜形成能を有する細胞培養により調製された基底膜である。
画像

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研究分野
  • 医用素材
  • 細胞・組織培養法
  • 生体代行装置
展開可能なシーズ 基底膜からの細胞の剥離が不充分であったり、基底膜の一部が損傷を受けたりする場合があり、細胞の機能発現と維持等充分に生理活性を有する人工ヒト組織を調製できない場合がある。そこで基底膜形成能を有する同種又は異種の細胞を播種・培養した場合に、細胞の形態、分化、増殖、運動、機能発現などを制御する機能を有する基底膜の標品を、簡便かつ短期間に提供する。
細胞の形態、分化、増殖、運動、機能発現などを制御する機能を有する基底膜の標品を得る。基底膜構造体をもつ上皮組織モデルや内皮組織モデルを穏和な条件で再構築でき、他組織の上皮組織や内皮組織をも形成が可能となった。医学・生物学の研究用に人工血管、人工肺、人工肝、人工腎臓、人工皮膚、人工角膜等として移植・治療用に、薬理試験や毒性試験用に利用できる。
用途利用分野 基底膜、作成装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, 国立研究開発法人国立環境研究所, . 持立 克身, . 基底膜標品の作製方法. 特開2003-093053. 2003-04-02
  • A61L  27/00     
  • C12N   5/06     

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