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高耐蝕性・高強度Fe-Cr基バルクアモルファス合金

シーズコード S090003275
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 井上 明久
  • 張 涛
技術名称 高耐蝕性・高強度Fe-Cr基バルクアモルファス合金
技術概要 この合金はFe‐Cr‐TM(TM=V,Nb,Mo,Ta,W,Cu)からなる3成分以上を基本成分とする合金系にCおよびBを加えた5成分以上の合金系、さらに、これにPを加えた6成分以上の合金系である。式:Fe100-a-b-cCrTM(C1-x )で示される組成を有する。ただし、式中、TM=V,Nb,Mo,Ta,W,Co,Ni,Cuの少なくとも一種以上、a,b,c,x,yは、それぞれ5原子% ≦a≦30原子%,5原子%≦b≦20原子%,10原子%≦c≦35原子%,25原子%≦a+b≦50原子%,35原子%≦a+b+c≦60原子%,0.11≦x≦0.85,0≦y≦0.57である。50K以上の過冷却液体領域と850K以上のガラス遷移温度を兼備した非晶質相を体積100分率で50%以上含む。溶融状態から片ロール法、双ロール法、回転液中紡糸法、アトマイズ法等の種々の方法で冷却固化させ、薄帯状、フィラメント状、粉粒体状のアモルファス固体を得ることができる。
画像

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展開可能なシーズ 従来のFe‐Cr系アモルファス合金は、アモルファス形成能が小さいために、得られるアモルファス合金形状が薄帯状、フィラメント状、粉粒体状に限られており、一般的な工業材料へ応用できる寸法を有しているとは言えなかった。50K以上の過冷却液体領域を有する非晶質形成能に優れ、かつ耐蝕性にも優れた高強度のFe‐Cr基バルクアモルファス合金を提供する。
この新規なFe基バルクアモルファス合金は非晶質形成能に優れた高耐蝕性・高強度をもつ。すなわち0.5mm以上の断面積と2,500MPa以上の圧縮強度を有している。Fe基アモルファス合金の構造材料、化学材料等の分野への実用化に大きく寄与できる。
用途利用分野 高耐蝕性・高強度Fe‐Cr基バルクアモルファス合金
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 井上 明久, 張 涛, . 高耐蝕性・高強度Fe-Cr基バルクアモルファス合金. 特開2001-303218. 2001-10-31
  • C22C  45/02     
  • C23C  26/00     

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