TOP > 技術シーズ検索 > 強度および延性の制御範囲が大きい超高純度炭素鋼

強度および延性の制御範囲が大きい超高純度炭素鋼

シーズコード S090003285
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 安彦 兼次
技術名称 強度および延性の制御範囲が大きい超高純度炭素鋼
技術概要 C:0.02~0.8mass%と残部はFeおよび100mass ppm(以後単にppm)以下に規制した不可避的不純物の鋼組成とする。また、これに加えて、Si:50ppm以下、Mn:50ppm以下、Al:50ppm以下、B:50ppm以下、Cr:50ppm以下、Mo:50ppm以下、Cu:50ppm以下、Ni:50ppm以下、Nb:50ppm以下、Ti:50ppm以下およびV:50ppm以下のうちから選ばれるいずれか1種または2種以上を含有してもよい。不可避的不純物としてのP、Sをそれぞれ50ppm以下に規制することが望ましい。所望の特性を得ることあるいは用途に応じ、焼入れ、焼戻し、焼鈍し等の各種の熱処理を施す。とくに高純度の原料を用いることと、溶解条件について留意することによって製造することができる。原料となる鉄および炭素の純度については、いずれも99.99mass%以上のものを使用するのが望ましい。また、溶解時には外部からの汚染を防止するため、例えば超高真空の雰囲気中で、水冷銅るつぼを使用して溶解するのがよい。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S090003285_01SUM.gif
展開可能なシーズ 鋼製造上での成分管理が従来よりも一層煩雑になるという問題が生じてきた。1つの鋼種で加工、熱処理を変えるだけで広範な強度、延性を具えた炭素鋼が供給できれば、工程の煩雑さがなくなり、その管理が容易となる筈である。熱処理などの製造条件の変更のみで、強度および延性を広範囲に制御しうる超高純度炭素鋼を提供する。
炭素と鉄以外の不可避的な不純物を極低範囲に制限することにより、炭化物形状、金属組織が有効に作用して、強度、延性を広範な範囲で制御できる。従って、1つの成分でも熱処理により強度、靱性を多様に変化させうるので、成分の集約化も可能になる。
用途利用分野 超高純度炭素鋼
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 安彦 兼次, 独立行政法人科学技術振興機構, . 安彦 兼次, . 強度および延性の制御範囲が大きい超高純度炭素鋼. 特開2002-105587. 2002-04-10
  • C22C  38/00     
  • C22C  38/54     

PAGE TOP