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MSGCによる反跳電子の軌跡映像からのγ線入射方向決定装置

シーズコード S090003336
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 谷森 達
  • 越智 敦彦
  • 西 勇二
技術名称 MSGCによる反跳電子の軌跡映像からのγ線入射方向決定装置
技術概要 γ線到来方向検出装置10において、キャピラリープレート14付MSGC基板部16に、長いドリフト領域15を設ける。ドリフト領域15は電場の直線性を持たせるため、フィールドワイヤ13を周囲に張る。γ線到来方向検出装置10内部は、Xeをベースとするガスで満たしてγ線に対する検出効率を上げる。反跳電子は検出領域中のガスを電離させ、このうち電子は検出面に垂直になるよう調整されたドリフト電場に沿ってドリフトし、キャピラリープレート14に到達し、ガス増幅される。さらに増幅された電子はMSGC基板部16へドリフトし、2次元の電極で信号を発生し、これがデータ収集システム20によって位置が記録される。長いドリフト領域15を持つMSGC基板部の場合は、電極近傍で起こる電子なだれによってできる正イオンがドリフト層に流れ、ガスパッケージ側壁12Aに付着しチャージアップを起こし電場を歪めてしまうので、キャピラリープレート14により、下部でできた正イオンは全てキャピラリープレート14の電極で吸収することにより、この影響を無くす。
画像

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S090003336_01SUM.gif
研究分野
  • 線源の利用
  • 光伝導,光起電力
展開可能なシーズ 100keV~1MeV程度のγ線が通常の物質と起こす相互作用は、主に光電効果とコンプトン効果であり、この作用の結果として物質中で反跳電子が発生する。コリメータを用いること無しに、迅速、確実にγ線入射方向を決定することができるMSGC(マイクロストリップガスチャンバー)による反跳電子の軌跡映像からのγ線入射方向決定装置を提供する。
コリメータを用いることなしに、迅速、確実にγ線入射方向を決定することができる。また、γ線の入射方向をリアルタイムに記録、表示することも可能である。さらに、キセノンガスを充満することにより、γ線に対する検出効率を上げることができ、キセノンガスの圧力を調整することにより、γ線に対する検出効率をより向上させることができる。
用途利用分野 γ線入射方向決定装置、ガス比例係数装置、ガンマ線検出器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 谷森 達, 越智 敦彦, 西 勇二, . MSGCによる反跳電子の軌跡映像からのγ線入射方向決定装置. 特開2001-013251. 2001-01-19
  • G01T   1/185    
  • G01T   1/161    

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