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パルス波高整列放射線位置検出器

シーズコード S090003361
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 住谷 圭二
  • 石橋 浩之
  • 村山 秀雄
  • 稲玉 直子
  • 山下 貴司
  • 大村 知秀
技術名称 パルス波高整列放射線位置検出器
技術概要 パルス波高整列放射線位置検出器は、シンチレータ・セルを光学的に積層して4層シンチレータとし、このシンチレータ・ユニットの端面のそれぞれの多層シンチレータに対し、各1つの受光素子が結合され、それ以外の外側部分には光反射材が塗布されている。この構成により、各シンチレータ・セル内で発生した光は、4つの受光素子に分配されて到達する。この光の分配率は、各シンチレータ・セル毎に光の透過度や表面条件が異なることで両端の受光素子までの光路長が異なること、及び、各シンチレータ・セル間の境界層は光学的不連続層が形成されていることなどにより、各シンチレータ・セル毎に異なる。このことにより、放射線を検出したシンチレータ・セルが同定される、すなわち深さ情報を知ることができる。また、最上層のシンチレータ層に隣接するシンチレータ層のシンチレータ・セルの表面を粗面とすること、他のシンチレータ層のシンチレータ・セルの表面を鏡面とすること、最上層のシンチレータ層及びこれに隣接するシンチレータ層を除く他のシンチレータ層のシンチレータ・セル間に光反射材を設置することなどで、受光量を均一化する。
画像

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研究分野
  • 医療用機器装置
  • 放射線検出・検出器
  • 光デバイス一般
展開可能なシーズ 細長い形状のシンチレータの端で受光する放射線検出器において、ンチレータ・セル間での光の収集効率の差を小さくし、受光素子と光学接合されたシンチレータ層より上部のシンチレータ層で放射線が吸収され発光した場合でも、受光素子における光出力を大きくする。このことにより、エネルギー情報および位置情報の不均一性が改善された放射線位置検出器を提供する。
受光素子と光学結合されたシンチレータ層より上部のシンチレータ層で放射線が吸収され発光した場合でも、検出情報が正確に得られるだけでなく、放射線エネルギーが同じであれば位置によらない同一出力信号和を得る。光吸収材を用いる必要がないため、エネルギー分解能、位置分解能、時間分解能が劣化しない。陽電子放出断層装置(PET)に導入すれば、放射線エネルギー情報を1つの波高分析回路のみで分析できる。
用途利用分野 シンチレーション放射線検出器、陽電子放出断層装置、パルス波高整列放射線位置検出器、多層シンチレータ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 浜松ホトニクス株式会社, 株式会社オキサイド, . 住谷 圭二, 石橋 浩之, 村山 秀雄, 稲玉 直子, 山下 貴司, 大村 知秀, . パルス波高整列放射線位置検出器. 特開2004-132930. 2004-04-30
  • G01T   1/20     
  • C09K  11/00     
  • C09K  11/79     
  • H01L  31/09     

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