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深さ位置認識型放射線検出器

シーズコード S090003374
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 長谷川 智之
  • 村山 秀雄
技術名称 深さ位置認識型放射線検出器
技術概要 シンチレータユニット10は、シンチレータ素子が12f、12nの2段に配置されており、ここでは短波長カットフィルタ30を両シンチレータ素子間に挿入している。又、2チャンネルの光検出器20と最終段シンチレータ素子12nの間のチャンネルA1側には、長波長カットフィルタ40を配置している。もし、短波長カットフィルタ30より上部のシンチレータ素子12fで発光すると、下段のシンチレータ素子12nに到達するその発光は、短波長部がカットされている。更に長波長カットフィルタ40を通過する光束と通過しない光束とに分かれて、各々2チャンネル光検出器20の所定チャンネルA1又はA2に受光される。発光シンチレータ素子が短波長カットフィルタ30より上段のもの(12f)か、下段のもの(12n)かに応じて、下段シンチレータ12n通過時の波長スペクトルに変化が生じ、更に長波長カットフィルタ40を通過するかしないかで波長スペクトルに変化が追加され、結果として各チャンネルの信号強度が変わってくる。即ち、信号強度比を比較回路50で比較することにより、どの段のシンチレータ発光が生じたのかを弁別できる。
画像

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研究分野
  • 放射線検出・検出器
  • 測光と光検出器一般
展開可能なシーズ 核医学イメージング装置は被検体内の放射線同位元素の分布像を得る装置である。この場合、シンチレーション検出器のシンチレータ素子の長さ(深さ)の影響により、装置有効視野の周辺領域において断面内空間分解能が悪化する。同種のシンチレータ素子にも適用でき、且つ、素子の微妙な光学的性質のばらつきの影響を受け難い深さ位置認識システムを提供する。
同種のシンチレータ素子であっても、シンチレータ素子の微妙な光学的性質のばらつきの影響を受けることなく、深さ位置を認識することが可能になる。シンチレータ素子を多層化しても、各シンチレータ素子による重心位置の識別が容易になる。このため、より正確な分布像を得ることができる。シンチレーション波形の異なる異種シンチレータ素子を積層する必要もなくなる。
用途利用分野 陽電子放出断層装置(PET)、、SPECT装置、ガンマカメラ、核医学イメージング装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, . 長谷川 智之, 村山 秀雄, . 深さ位置認識型放射線検出器. 特開2005-043062. 2005-02-17
  • G01T   1/20     
  • G01T   1/161    
  • H01L  31/09     

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