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放射線位置検出器の校正方法

シーズコード S090003375
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 北村 圭司
  • 吉田 英治
  • 木村 裕一
  • 村山 秀雄
技術名称 放射線位置検出器の校正方法
技術概要 クラスタリング処理に際して、まず、1段階目のクラスタリングで各シンチレータ素子の中心位置を求め、次いで、全データの中心を加えた2段階目のクラスタリングで各シンチレータ素子の広がりを求める。ステップ100の1段階目のクラスタリングにおいて、クラスタ数をシンチレータ素子数(ここでは8個)より少し多め(例えば10)に取ってクラスタリングを行い、シンチレータ素子位置を得る。ステップ110で、8つのシンチレータ素子対応域が全て取得できたと判定された場合、1段階目の混合ガウスモデル(MGM)で得られたガウス分布の平均をシンチレータ素子対応域の確定位置として固定すると共に、ステップ120で、多重散乱成分として全データの重心を中心とする9番目のクラスタを追加する。そして、ステップ130で、共分散及び事後確率のみの推定を2段階目のMGMによるクラスタリングで行い、クラスタの範囲を得る。このようにして、ステップ140で、クラスタリング結果から、それぞれのクラスタの平均と分散が得られる。2段階のMGMを行うことによって、8つのシンチレータ素子対応域および多重散乱成分を弁別できている。
画像

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S090003375_01SUM.gif
研究分野
  • 医療用機器装置
  • 放射線検出・検出器
  • 測光と光検出器一般
展開可能なシーズ 陽電子放出断層装置は、放射性同位元素の分布像を得る装置であり、放射線位置検出器を用いる。1次元、2次元、あるいは3次元的に配置されたシンチレータ素子と、それらに光結合された光センサからなる放射線位置検出器を校正するに際して、光センサから得られる複数の出力信号から統計的クラスタリング処理によって、放射線の検出位置に属する領域弁別を行なうようにして位置弁別の精度を高める校正方法を提供する。
シンチレータ素子対応域を狭めれば、多重散乱成分を可能な限り取り込まないようにできる。このとき感度は犠牲になるが、位置弁別の精度は向上する。シンチレータ素子対応域を広げることで、多重散乱成分が増すため位置弁別精度は低下するが、利用できるイベント数をできるだけ取り込むことがきる。感度を重視するか位置分解能を重視するかを利用目的に応じて選択できる。
用途利用分野 陽電子放出断層装置(PET)、放射線位置検出器、放射線位置検出器校正装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 株式会社島津製作所, 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, . 北村 圭司, 吉田 英治, 木村 裕一, 村山 秀雄, . 放射線位置検出器の校正方法及び放射線位置検出器. 特開2005-043104. 2005-02-17
  • G01T   1/20     
  • G01T   1/161    

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