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観察対象の自動検出方法及び装置

シーズコード S090003382
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 古川 章
技術名称 観察対象の自動検出方法及び装置
技術概要 撮像装置の視野だけXYステージを動かしてスライドガラスを移動し、自動焦点装置で焦点を合わせた後、撮像して、原画像を得る。次に、原画像中の観察対象である染色体程度の大きさの小粒子を抽出する。具体的には、まず画像全体に接続処理を施すことにより、染色体と同程度の大きさの小粒子を除去する(ステップ110)。接続処理結果に、やや収縮処理を加えた画像を得て、これを原画像から減算することにより、消失した小粒子を抽出する。適切な閾値で二値化して、二値化画像を得る(ステップ120)。小粒子が細胞内の染色体程度の密度で集まっている部分を抽出する(ステップ130)。次に、得られた輪郭画像に切断処理を行ない、内部を埋めた分裂中期細胞の輪郭形状を平滑化して、集合体の画像を得る。抽出された集合体を、形状(面積・縦横比・円形度等)についての特徴量に基づいて選別する。抽出された集合体を、形状(面積・縦横比・円形度等)についての特徴量に基づいて選別する(ステップ140)。終了点か否かを判定し(ステップ150)、終了点でない場合には、スライドグラス16を移動して、次の画像を撮像する(ステップ160)。
画像

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S090003382_01SUM.gif
研究分野
  • 図形・画像処理一般
  • 遺伝子の構造と化学
展開可能なシーズ 生体が放射線に被曝した時に見られる染色体異常の発生頻度を観察することにより、被爆線量を推定することができる。しかし、被曝線量が低い時には発生頻度も少なく、従って、多量の試料を観察する必要があるため、人力による観察が困難であり、自動化する必要がある。多数の染色体を含む分裂中期細胞のような、観察対象の集合体の自動収集を、より高精度に行なえる染色体分析装置を提供する。
染色体異常の観察を自動化することにより、人力による観察が不要となり、被曝線量が低い時の被爆線量を推定することが容易となる。閾値と同程度に薄く染まった細胞核を染色体と分離することが可能となる。走査した結果の記録を再生し、検出した細胞を顕微鏡の視野の中央に持ってくることにより、染色体の検出等、以降の処理を容易に行なうことができる。
用途利用分野 染色体分析装置、被爆線量測定装置、染色体検出画像処理装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, . 古川 章, . 観察対象の自動検出方法及び装置. 特開2007-017345. 2007-01-25
  • G01N  15/14     
  • G01N  33/50     
  • G01N  33/483    
  • G01N  21/27     
  • G02B  21/00     

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