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衝突誘起によるイオン化方法および装置

シーズコード S090003393
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 平岡 賢三
技術名称 衝突誘起によるイオン化方法および装置
技術概要 イオン化装置20は、質量分析装置10のイオン導入口11aの外側に設けられ、イオン導入口を通して質量分析装置10の内部と連通し、内部に加速電極とターゲット(基板)43が配置された真空加速室41を有する加速装置40、および真空加速室41の液滴導入口孔34aを通して真空加速室41と連通する帯電液滴生成室31と、この液滴生成室内において、試料が混合された揮発性の液体(溶媒)の帯電液滴を、エレクトロスプレー(ナノエレクトロスプレーを含む)により大気中で(大気圧下で)生成する帯電液滴生成装置30と、を備える。帯電液滴生成装置30によって生成された試料が混合された帯電液滴が帯電液滴生成室31から液滴導入口34aを通して真空加速室41に導かれ、高電圧が印加された加速電極によって加速されてターゲット43に衝突し、これによって脱離、イオン化された試料のイオンがイオン導入口11aを通して質量分析装置10に導入される。このイオン化装置を用いて、衝突誘起によるイオン化方法を実現することができ、試料が混合した帯電液滴を、その気化を促進または抑制するように加熱または冷却した状態でイオンを生成する。他にイオン化方法の発明有り。
画像

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研究分野
  • イオンとの衝突・散乱
展開可能なシーズ イオン源が帯電することなく、イオンクラスタビーム強度が安定し、キャピラリーが詰まることなく、スプレーが安定し、しかも数万を超えるタンパク質分子の脱離も可能であるとともに、正,負イオン分子同士の再結合を抑制し、高感度の質量分析が可能となるイオン化方法および装置を提供する。
試料を含むクラスタイオンをターゲット(基板)に衝突させ、衝突時に試料中の分子の運動エネルギーのみが選択的に励起されて、試料はソフトに衝撃を受けるので、数万を超える分子量の分子であっても損傷を受けずにイオン化される。また、正,負イオン同士の再結合寿命よりも短いピコ秒という短時間内に試料が気化され、イオン化されるので、再結合が抑制され、発生したイオンを効率よく質量分析装置に導くことができる。
用途利用分野 イオン化装置、質量分析装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人山梨大学, . 平岡 賢三, . 衝突誘起によるイオン化方法および装置. 特開2006-329710. 2006-12-07
  • G01N  27/62     
  • H01J  49/04     
  • H01J  49/10     

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