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使用済核燃料から全アクチノイドを分離・貯蔵・利用する方法

シーズコード S090003440
掲載日 2010年3月26日
研究者
  • 館盛 勝一
  • 鈴木 伸一
  • 佐々木 祐二
技術名称 使用済核燃料から全アクチノイドを分離・貯蔵・利用する方法
技術概要 発電炉からの使用済核燃料(SF)の溶解液を対象に、第1抽出段「ウラン分離プロセス」において、ウランのみを分離回収し、酸化物に転換して「An製品-I」(UO2 )を得る。次に、第2抽出段「全アクチノイド回収プロセス」において、残り全てのアクチノイド、即ち、ネプツニウム(Np)、プルトニウム(Pu)、アメリシウム(Am)、キュリウム(Cm)を分離回収し、それらを固化体に転換して「An製品-II」を得る。そして、溶解性の良い酸化物固体に変換して貯蔵し、その後の需要に備える。軽水炉でのPu利用の必要性が生じた時は、「An製品-II」を溶解し、リン酸トリブチル(TBP)やモノアミドを用いる「Pu回収プロセス」によりPuを分離回収し、利用に供する。同様に、加速器駆動炉や高速炉により、アクチノイドの核変換処理を行う必要が生じたならば、「An製品-II」を溶解後、「N-ドナ-プロセス」においてアクチノイドのみを分離回収する。このプロセスは、マイナーアクチノイドに同伴しているランタノイド(Lns)の除去が主要な目的である。除去されたLnsは、他のFPと同様に固化後、深地層処分される。
画像

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研究分野
  • 核燃料再処理
  • 放射性廃棄物
  • 抽出
展開可能なシーズ 核兵器への転用可能なPuの生産には結び付かない、原子力発電炉の使用済核燃料(SF)の再処理法を提供する。また、その際に生ずる廃棄物処理並びに処分において、マイナーアクチノイド(MA)を除去し、地球環境に対する長期間の負荷(放射能毒性)を低減させる。
使用済み核燃料が廃棄物として適切に処理され、核不拡散政策に沿った形でアクチノイドの分離・貯蔵・利用を進めることが出来る。即ち、保障措置上重要な核物質の単離や余剰プルトニウムの発生は起きない。さらに、発生する高レベル廃棄物はアクチノイドを含まないので、より合理的な処分が出来る。
用途利用分野 使用済核燃料(SF)の再処理装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人 日本原子力研究開発機構, . 館盛 勝一, 鈴木 伸一, 佐々木 祐二, . 使用済核燃料から全アクチノイドを分離・貯蔵する方法. 特開2002-243890. 2002-08-28
  • G21C  19/46     
  • C01G  43/01     
  • C01G  56/00     
  • G21F   9/34     

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