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合金超伝導体及びその製造方法

シーズコード S090003469
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 秋光 純
  • 銭谷 勇磁
  • 村中 隆弘
  • 門村 和信
技術名称 合金超伝導体及びその製造方法
技術概要 この合金超伝導体は、組成式MgBe(0<x<20、0<y<20)で表される組成を有し、六方晶AlB2型結晶構造を有する。この合金超伝導体は、超伝導転移温度(Tc)35Kを有する。また、この合金超伝導体は、Tcから室温に渡って、6×10-5Ωcm以下の比抵抗を有する。この構成による合金超伝導体はTc35Kを有しており、従来知られているいずれの合金超伝導体より超伝導転移温度が高く、また、従来知られているAlB2型結晶構造を持つ合金超伝導体よりもはるかに超伝導転移温度が高い。Mgを含む原料粉末とBeを含む原料粉末とBを含む原料粉末とを、化学組成比Mg:Be:B=1:x:y,(0<x<20,0<y<20)で混合して成型し、1~200MPの加圧不活性ガス中で600~1100℃に加熱して形成する。また、Mgを含む原料粉末とBeを含む原料粉末とBを含む原料粉末とを、化学組成比Mg:Be:B=1:x:y,(0<x<20,0<y<20)で混合して成型し、0.1~6GPa、700~1400℃の加圧加熱成形して形成する。
画像

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研究分野
  • 超伝導材料
  • 圧粉,焼結
展開可能なシーズ 従来の超伝導電線は、超伝導電線の回りに電気抵抗率の低い金属線を巻き付けた電流バイパスを設け、超伝導電線の一部分が偶発的に常伝導状態になった場合にこの電流バイパスを介して電流を逃がしている。しかし、これらの金属線には、銀等の材料を使用しなければならないため、超伝導電線のコストが高い。超伝導転移温度が高く、展性及び延性に優れ、かつ、電流バイパス用金属線を必要としない合金超伝導体を提供する。
この合金超伝導体の常伝導比抵抗が小さいから、電流バイパス用金属線を必要としない極めて低コストの超伝導電線を提供できる。また、超伝導送電用、超伝導電力貯蔵用、超伝導マグネット用等の超伝導電線に使用でき、また、高性能なジョセフソン素子、高周波素子等の超伝導エレクトロニクス用材料としても使用できる。また、合金超伝導体のこの製造方法を用いれば、極めて再現性よく、容易に、かつ、低コストで、合金超伝導体を製造できる。
用途利用分野 超伝導電線、ジョセフソン素子、高周波素子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 秋光 純, 銭谷 勇磁, 村中 隆弘, 門村 和信, . 合金超伝導体及びその製造方法. 特開2002-266045. 2002-09-18
  • C30B 29/02      
  • C01B 35/04      
  • C22C  1/05      
  • C22C 25/00      
  • H01B  13/00     
  • H01L  39/12     

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