TOP > 技術シーズ検索 > 酸化物分散強化型フェライト鋼管の製造方法

酸化物分散強化型フェライト鋼管の製造方法

シーズコード S090003497
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 皆藤 威二
  • 鵜飼 重治
  • 大塚 智史
  • 小林 十思美
技術名称 酸化物分散強化型フェライト鋼管の製造方法
技術概要 本発明の酸化物分散強化型フェライト鋼管の製造方法は、金属粉末および酸化物粉末を、ボールミル等を用いるメカニカルアロイングの手法により十分粉砕混合する。次いでこの粉末を軟鋼製カプセル等に封入して、加熱押出により一体化焼結して冷間圧延加工用素管を作製し、さらに加熱焼鈍して冷間加工用素材とする。最後に、冷間圧延4回、圧延途中の中間熱処理3回および最終熱処理を施して所要形状の管に成形する。冷間圧延の圧延率(断面減少率)は30%以上、好ましくは40%以上とする。圧延途中の中間熱処理の各々を、第1段階目の熱処理温度を再結晶が生じない1100℃以下で行い、加工歪みエネルギーを解放させ、第2段階目の熱処理温度を第1段階目より高い1100~1250℃で行い軟化させる2段階熱処理とし、最終の熱処理を1100℃以上で行うことである。本発明で用いる酸化物分散強化型フェライト鋼としては、質量%で、Cr:11~15%、Ti:0.1~1%およびY:0.15~0.35%を含むものが好ましく、2段階の熱処理法により、再結晶を防止して、先行試験無しで、圧延での割れを防止できる。
研究分野
  • 分散強化合金
  • 圧粉,焼結
展開可能なシーズ 冷間圧延途中の中間熱処理時に再結晶組織を生じさせることなく、かつ、比較的高温で中間熱処理を行うことで十分に軟化させて次工程の冷間圧延を効果的に行えるようにするとともに、冷間圧延工程における割れの発生を防止することができる、酸化物分散強化型フェライト鋼からなる管の製造方法を提供する。
冷間圧延の信頼性が向上し、圧延工程での割れの発生数を抑えて、製品の歩留まりを向上させ、製造コストを低減させる。また、先行試験を行うことなく、直接本番の熱処理を行うことが可能となる。
用途利用分野 核融合炉、原子力発電のような、特に、高速炉の炉心構成要素である燃料被覆管
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, . 皆藤 威二, 鵜飼 重治, 大塚 智史, 小林 十思美, . 酸化物分散強化型フェライト鋼管の製造方法. 特開2004-131816. 2004-04-30
  • C22C  33/02     
  • B22F   3/24     
  • B22F   5/12     
  • C21D   8/10     
  • C22C  38/00     
  • C22C  38/28     
  • G21C   3/06     
  • G21C   3/07     

PAGE TOP