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活性化抗体酵素および活性化抗体酵素の製造方法

シーズコード S090003831
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 宇田 泰三
  • 松浦 欽司
  • 一二三 恵美
技術名称 活性化抗体酵素および活性化抗体酵素の製造方法
技術概要 ヒト型抗体軽鎖であるベンスジョーンズタンパク(Bence Jones Protein:BJP)をプロテアーゼ処理して定常領域を除去し可変領域断片とすれば、プロテアーゼ処理しない場合に比べて、抗体酵素の酵素活性が数倍から数十倍向上すること見出した。定常領域はプロテアーゼにより容易に除去でき、プロテアーゼとしてはリシルエンドペプチダーゼまたはサーモライシンを好適に用いることができる。抗体酵素の定常領域を除去して、可変領域を取り出すだけでよいので、簡便かつ容易に抗体酵素の酵素活性を向上させることができる。抗体酵素はヒト型抗体酵素であることが好ましい。抗体酵素とは抗体としての機能と酵素としての機能とを併せ持つ抗体のことであり、モノクローナル抗体でもポリクローナル抗体であってもよい。また抗体は抗体と構造的に関連したタンパク質も包含する免疫グロブリンである。なお酵素活性を向上させる試料となる抗体酵素は、ヒトの尿や血液から精製したものであってもよいし、公知の抗体酵素のアミノ酸配列に基づいて作製したものでもよく、特に限定ない。
研究分野
  • 酵素一般
展開可能なシーズ 抗体酵素を実用化するためには、簡単な操作で効率よく、しかも安価で工業的に有利な抗体酵素の酵素活性を向上させる方法を開発することが必須となる。抗体酵素の酵素活性とFabフラグメントまたは軽鎖(L鎖)に着目して抗体酵素の活性向上法を開発し、簡便かつ容易に抗体酵素の酵素活性を向上させる方法を提供する。
酵素処理などにより、定常領域を除去して可変領域断片とする簡単便利な方法であり、経済的にも従来よりも遥かに有利な方法である。極めて容易に抗体酵素の酵素活性の向上が図れ、実用化に向けた価値は非常に高いものである。酵素活性が弱い抗体酵素でも、酵素処理などによって抗体酵素の断片化、または可変領域を用いることにより、抗体酵素の酵素活性を向上できる。
用途利用分野 活性化抗体酵素、医薬品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 宇田 泰三, 松浦 欽司, 一二三 恵美, . 活性化抗体酵素および活性化抗体酵素の製造方法. 特開2004-041143. 2004-02-12
  • C12N   9/00     
  • C07K  16/18     
  • C12P  21/06     

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