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リンゴ潜在性ウイルスを利用した果樹への遺伝子導入法

シーズコード S090003834
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 吉川 信幸
  • 李 春江
技術名称 リンゴ潜在性ウイルスを利用した果樹への遺伝子導入法
技術概要 リンゴ等の果樹類の潜在性ウイルスのゲノムRNAに対するDNAを含む、果樹類への外来遺伝子導入ベクターに係り、このベクターは果樹類に接種することで感染させることの出来る感染性ベクターである。外来遺伝子導入ベクターに外来遺伝子を導入させて得られる、果樹類への外来遺伝子導入ベクター組成物及び外来遺伝子導入ベクター組成物を果樹類に接種することから成る果樹類への外来遺伝子の導入方法に係る。また外来遺伝子導入ベクター組成物を果樹類に接種し、果樹類へ外来遺伝子を導入し、外来遺伝子を果樹類の植物体(例えば、葉)において発現させる方法にも係る。ゲノムRNAの由来となる果樹類の潜在性ウイルスに特に制限はなく、リンゴ小球形潜在ウイルスのようなコモウイルス科に所属するウイルスを挙げる。調製される外来遺伝子導入ベクターは、果樹類の潜在性ウイルスのゲノムRNAの少なくとも一部をふくむが、果樹類への高い感染性を確保するには、ゲノムRNAの完全長に対するDNAを含むことが好ましい。
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研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 作物の品種改良
  • 果樹
展開可能なシーズ リンゴなどの果樹類では成功例が少なく、外来遺伝子の簡便な導入法は確立していない。リンゴ樹に潜在感染している球状ウイルスから採取・精製した一本鎖RNAがコードするアミノ酸配列を決定し、一本鎖RNAをテンプレートとしてcDNAのクローンを植物に接種して感染を確認し、外来遺伝子をこのクローンのプロテアーゼ切断配列間に挿入し、植物に接種して外来遺伝子を感染させ発現させる。
非常に困難な技術である果樹類への外来遺伝子導入及びその植物体での外来遺伝子の発現が簡便で効率的に可能となった。リンゴ等に感染するウイルスベクターを作り外来遺伝子を果樹類へ導入して形質転換を実現し、品種改良や新品種作出に使用できる新しい手法である。
用途利用分野 果樹類用外来遺伝子導入装置、果樹類用外来遺伝子導入ベクター組成物、リンゴ用外来遺伝子導入ベクター組成物
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 吉川 信幸, 李 春江, . リンゴ潜在性ウイルスを利用した果樹への遺伝子導入法. 特開2004-065009. 2004-03-04
  • C12N  15/09     
  • A01H   1/00     

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