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近交系マウスC57BL/6由来生殖系列細胞分化能を有するES細胞株及び該細胞株を用いたキメラマウス

シーズコード S090003847
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 崎村 建司
技術名称 近交系マウスC57BL/6由来生殖系列細胞分化能を有するES細胞株及び該細胞株を用いたキメラマウス
技術概要 近交系マウスC57BL/6の雌雄を交配して、雌のマウスから2.5日胚のような受精後胚盤胞形成前の胚を採取し、インビトロ、ES細胞用培地中で培養する。培養胚のうち胚盤胞まで発生が進んだ胚を分離し、胚をフィーダー細胞培地中に播種して培養し、培養胚からES様形態で生育している細胞塊を採取する。細胞塊を、トリプシンを含有するES細胞用培地を用いて分散処理及びフィーダー細胞培地を用いて培養し、この工程を繰り返した後、周りに分化した細胞が認められないコロニーを選択する。更にES細胞用培地を用いて継代培養し、増殖するES細胞株樹立のための培養・処理を行い、生殖系列細胞分化能を有する汎用近交系マウスC57BL/6由来、ES細胞株ができる。ES細胞株は宿主胚へ導入し、仮親用雌マウスの子宮に移植することにより、宿主胚由来の細胞とで構成されるキメラ個体を得る。ES細胞はキメラ個体内で生殖系列にも分化するので、ES細胞由来の配偶子を産生でき、近交系マウスC57BL/6のマウスとの交配で、ノックアウトされた遺伝子を保持するマウスを作製できる。
研究分野
  • 遺伝子操作
  • 薬物の研究法
展開可能なシーズ 汎用近交系マウスC57BL/6由来の生殖系列細胞分化能を有するES細胞株、その樹立方法、及び細胞株を用いたキメラマウス、その作製方法を提供する。
従来困難とされていた近交系マウスC57BL/6系統の生殖系列キメラマウスの作製が可能となり、他系統のマウスの交配を回避でき、遺伝子領域が交ざることなく、導入した遺伝子領域の純系なマウスの作製が可能になる。近交系マウスC57BL/6が脳の高次機能を解析する上で必要な、行動解析に向いた汎用系統のマウスであることから、生体機能の分子レベルでの解析に大きな貢献が期待できる。
用途利用分野 ES細胞株、キメラマウス
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 崎村 建司, . 近交系マウスC57BL/6由来生殖系列細胞分化能を有するES細胞株及び該細胞株を用いたキメラマウス. 特開2004-141073. 2004-05-20
  • A01K  67/027    
  • C12N   5/10     
  • C12N   5/07     
  • C12N  15/09     

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