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哺乳動物のToll様受容体3に結合する新規アダプタータンパク質およびその遺伝子

シーズコード S090003856
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 松本 美佐子
  • 瀬谷 司
  • 押海 裕之
技術名称 哺乳動物のToll様受容体3に結合する新規アダプタータンパク質およびその遺伝子
技術概要 哺乳動物のToll様受容体3に特異的に結合する新規アダプタータンパク質を同定し、その全長遺伝子配列を決定し、この新規タンパク質が核因子を活性化しインターフェロンβの産生を誘導する機能を見出した。配列番号2・4に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質又はその変異体である。新規アダプタータンパク質TICAM-1は、他のTLRやTLR3変異体等とは結合せずTLR3と特異的に結合し、哺乳動物の核因子κB(NF-κB)及びインターフェロンβプロモータを活性化し、インターフェロンβの産生を誘導する機能を持ち、タンパク質は哺乳動物のI型インターフェロンの産生を亢進できる。ウイルス感染症の殆どでウイルスの二本鎖RNAが関与し、この二本鎖RNAはTLR3によって認識され、TICAM-1を介したシグナル伝達経路によりI型インターフェロンの産生を誘導する。よってウイルス感染症に対してアダプタータンパク質TICAM-1を投与すれば、ウイルス感染症に対する自然免疫系の免疫応答を増強し、ウイルス感染部位において選択的にI型インターフェロンを大量に産生できる。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 微生物の接種・培養法
  • 抗ウイルス薬の基礎研究
展開可能なシーズ 哺乳動物のToll様受容体3に特異的に結合する性質を持つ新規アダプタータンパク質およびその変異体、タンパク質の遺伝子、遺伝子を含む組換え発現ベクター、タンパク質に対する抗体、並びにこれらを用いたウイルス感染症の予防・治療剤、腫瘍の治療剤、自己免疫疾患の治療剤、およびアトピー性疾患の治療剤を提供する。
TLR3を介したシグナル伝達系ならびにその調節機構を研究解析するための研究材料、シグナル伝達系やその調節機構に関わる種々の病気の病態解析、B型肝炎やC型肝炎等のウイルス感染症の予防・治療、腫瘍の治療、自己免疫疾患の治療、アトピー性疾患の治療等に有用である。
用途利用分野 Toll様受容体3が発現している細胞、遺伝子、発現ベクター、形質転換体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 松本 美佐子, 瀬谷 司, 押海 裕之, . 哺乳動物のToll様受容体3に結合する新規アダプタータンパク質およびその遺伝子. 特開2004-180540. 2004-07-02
  • C12N  15/09     
  • A61K  38/00     
  • A61K  39/395    
  • A61P  17/00     
  • A61P  31/12     
  • A61P  35/00     
  • A61P  37/02     
  • C07K  14/47     
  • C07K  16/18     

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