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体細胞相同組換えの誘発方法

シーズコード S090003861
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 太田 邦史
  • 瀬尾 秀宗
  • 柴田 武彦
技術名称 体細胞相同組換えの誘発方法
技術概要 任意の遺伝子座においてDNA相同組換えが起きうる真核生物細胞の体細胞相同組換えを、遺伝子座における遺伝子の転写制御を行うことで、遺伝子と類似する塩基配列との間でDNA相同組換えを誘発することを特徴とする体細胞相同組換えの誘発方法が提供される。また体細胞相同組換えが誘発された細胞も提供される。遺伝子と類似する塩基配列との間でDNA相同組換えを誘発して複数の遺伝情報を保持する新規遺伝子や新規タンパク質を取得する方法も提供される。また体細胞相同組換えを誘発するために使用して好適な転写制御に必要な構成を構築したベクターが提供される。真核生物細胞としては、好適にはニワトリ由来のDT40培養細胞が使用される。強化青緑色蛍光タンパク質(ECFP)遺伝子の相同組換え方法は、DNA相同組換えが起きている細胞を選択して培養し、相同組換えを誘発するにあたり、細胞のDNA相同組換えを誘導的なプロモーターによって調節し、ECFPと類似した塩基配列を持つ強化緑色蛍光タンパク質(EGFP)遺伝子配列との間で相同組換えを誘発させる。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 体細胞中の遺伝子座における体細胞相同組換えを誘発する細胞およびその作製方法を提供する。細胞において誘発された体細胞相同組換えを利用して複数の遺伝情報を保持する新規遺伝子及び該新規遺伝子を作製する方法や新規遺伝子によってコードされる新規タンパク質を提供する。体細胞相同組換えを誘発するために使用して好適な、転写制御のための構成を構築したベクターを提供する。
ライブラリー作製を経ずに、自発的に遺伝的多様性を持った目的遺伝子が形成され、すぐに動物細胞内でのスクリーニングが可能になるので、目的遺伝子の取得までの時間を大幅に短縮することが可能となる。様々な箇所で継続的に相同組換えが誘発されるため、得られる組換体の多様性を上昇させることも原理的に可能で、新規な活性及び機能を持つ遺伝子を創出する技術としても利用可能である。
用途利用分野 DNA相同組換え誘発細胞、複数の遺伝情報を保持する遺伝子、体細胞相同組換えシステム、遺伝子によってコードされるタンパク質
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人理化学研究所, 株式会社カイオム・バイオサイエンス, . 太田 邦史, 瀬尾 秀宗, 柴田 武彦, . 体細胞相同組換えの誘発方法. 特開2004-201619. 2004-07-22
  • C12N  15/09     
  • C12N   5/10     

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