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タンパク質の生産に用いることが可能なF9胚性腫瘍細胞、およびその利用

シーズコード S090003930
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 林 良敬
  • 関口 清俊
技術名称 タンパク質の生産に用いることが可能なF9胚性腫瘍細胞、およびその利用
技術概要 ラミニンα1遺伝子座に、ラミニンα1遺伝子のプロモーターの制御を受けて発現するように外来性遺伝子を挿入することで、細胞外マトリックス分子を組み込んだ細胞外基質や分泌タンパク質を、効率的に生産することが可能であることを見出した。この知見に基づき、一対のラミニンα1遺伝子座のうち、一方の遺伝子座には、ラミニンα1遺伝子に代えて、ラミニンα1遺伝子のプロモーターの制御を受けて発現するように外来性遺伝子を挿入するための外来遺伝子挿入配列が設けられている、少なくともタンパク質の生産に用いることが可能なF9胚性腫瘍細胞を提供する。このF9胚性腫瘍細胞においては、他方の遺伝子座では、ラミニンα1遺伝子が破壊されていることが好ましい。さらに、このF9胚性腫瘍細胞を用いる細胞外マトリックスの生産方法、このF9胚性腫瘍細胞を用いて、細胞分化誘導因子、分化阻害因子または抗癌剤をスクリーニングする方法、F9胚性腫瘍細胞の作製方法(生産方法)を提供する。
画像

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研究分野
  • 遺伝子操作
  • 蛋白質・ペプチド一般
展開可能なシーズ ラミニンは基底膜の主要構成タンパク質の一つで、多くのアイソフォームからなり、細胞の増殖、生存、分化の制御に特異的な働きを有する。しかし生理活性を有する所望のラミニンアイソフォームを含む基底膜様基質を大量に安定的かつ安価に調製することは困難である。そこで各種細胞外マトリックス分子を組み込んだ細胞外基質や分泌タンパク質を、効率よく大量調製することのできるF9胚性腫瘍細胞と、その利用技術を提供する。
所望の遺伝子の発現をラミニンα1遺伝子のプロモーターの制御下にて行うことが可能となる。分化誘導剤などにより上記F9胚性腫瘍細胞を分化誘導すれば、所望の遺伝子の発現を誘導することが可能となる。その結果、各種細胞外マトリックス分子を組み込んだ細胞外基質や分泌タンパク質を、効率よく大量調製することが可能になる。
用途利用分野 人工組織、人工臓器、抗癌剤スクリーニングキット、F9胚性腫瘍細胞
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 林 良敬, 関口 清俊, . タンパク質の生産に用いることが可能なF9胚性腫瘍細胞、およびその利用. 特開2006-304668. 2006-11-09
  • C12N   5/10     
  • C12P  21/02     
  • C12Q   1/02     
  • C12N  15/09     

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