TOP > 技術シーズ検索 > 新規動原体タンパク質シュゴシン

新規動原体タンパク質シュゴシン

シーズコード S090003939
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 渡辺 嘉典
技術名称 新規動原体タンパク質シュゴシン
技術概要 動原体性の接着に関与するとされているRec8を分裂後期に保護するタンパク質を解明するために、有糸分裂の成長を抑制し、分裂後期における姉妹染色分体の分離を妨げる遺伝子を、分裂酵母遺伝子中にスクリ-ニングし、第一分裂後期において動原体性のRec8を分解から保護(守護)する減数分裂特異タンパク質Sgo1を見い出した。これらの知見に基づき、特定のアミノ酸配列からなる染色体分配制御活性を有するタンパク質Sgo1(シュゴシン)や、そのアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ染色体分配制御活性を有するタンパク質を提供する。さらにSgo1のパラログSgo2、Sgo1のサッカロミセス・セレビジエホモログScSgo1、ノイロスポラ・クラッサ由来の染色体分配制御活性を有するタンパク質(NC)、シロイヌナズナ由来の染色体分配制御活性を有するタンパク質(At)、マウス由来の染色体分配制御活性を有するタンパク質(Mm)、ヒト由来の染色体分配制御活性を有するタンパク質(Hs)、それらをコードするDNA、これらのタンパク質に特異的に結合する抗体を提供する。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S090003939_01SUM.gif
研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 蛋白質・ペプチド一般
展開可能なシーズ 真核生物における減数分裂特有の還元分裂の制御機構では、減数分裂特有の染色体接着因子コヒーシンが本質的な役割を果たしている。このコヒーシンと協調して減数第一分裂における姉妹動原体の同一方向性及び接着の維持を保証する因子として、分裂酵母に由来する減数分裂特異的な新規動原体タンパク質Sgo1(シュゴシン)や、染色体分配制御活性を有するそのホモログやパラログ、並びにそれらをコードするDNAを提供する。
シュゴシンは真核細胞に広く保存された染色体分配制御因子で、染色体分配における機構解明の他、体細胞分裂では癌の誘発機構、また減数分裂では不妊症あるいはダウン症などの染色体分配疾患などの研究に、有利に用いることができる。
用途利用分野 染色体分配制御活性タンパク質、染色体分配疾患の診断薬、染色体分配疾患の治療薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 渡辺 嘉典, . 新規動原体タンパク質シュゴシン. . 2008-02-14
  • C12N  15/09     
  • C07K  14/47     
  • C07K  14/395    
  • C07K  14/415    
  • C07K  19/00     
  • C07K  16/18     
  • C07K  16/14     
  • C07K  16/16     
  • C12P  21/08     

PAGE TOP