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高分子固定化酵素

シーズコード S090003944
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 小林 修
  • 森 雄一朗
技術名称 高分子固定化酵素
技術概要 マイクロカプセル化法を利用して、架橋性高分子と酵素を含む溶液を相分離させ、続いて酵素を含む担体高分子同士を温和な条件下で架橋させることにより、架橋高分子固定化酵素を作成する。酵素としては、セルラーゼ、β-グルコシダーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの加水分解酵素が挙げられるが、リパーゼが好ましい。これら酵素は2種以上組み合わせて固定化させてもよい。架橋高分子は、架橋性官能基を含む親水性鎖を側鎖に有する架橋性高分子を架橋させたポリマーであり、これら側鎖を複数種有していてもよい。疎水性側鎖としては、アリール基、アルキル基などが挙げられ、親水性側鎖としては、水酸基、アミノ基等の末端基が結合したポリアルキレンオキシド鎖が挙げられる。架橋性官能基として、エポキシ基、カルボキシル基、イソシアネート基、チオイソシアネート基、水酸基が挙げられ、エポキシ基が好ましい。高分子としては、これら側鎖を有するモノマーを重合させたものが好ましいが、例えば、ポリスチレンをベースとし、その主鎖又はベンゼン環に架橋性官能基を有する親水性側鎖を有し、架橋性官能基としてエポキシ基と水酸基を有するものが好ましい。
研究分野
  • 酵素一般
展開可能なシーズ 高分子に固定化した酵素を提供すること。酵素を活性低下させることなく不溶性の担体に固定する手法を提供すること。この酵素を用いた光学活性物質の製造方法を提供する。
活性低下を伴うことなく高分子担体への酵素の固定化が可能である。回収再使用が容易で、回収後も活性が低下しない固定化酵素を提供できる。ラセミ化合物のうちのいずれか一方の鏡像体と特異的に反応させることが可能な固定化酵素を提供できる。酵素を固定化した架橋性高分子を架橋性官能基により架橋することにより種々の溶剤に不溶性となり、酵素を囲い化学反応等に供しても漏らさない高分子網を有する高分子を提供できる。
用途利用分野 医薬、農薬、天然物等の光学活性中間体の製造用触媒
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 小林 修, 森 雄一朗, . 高分子固定化酵素. 特開2007-236317. 2007-09-20
  • C12N  11/08     
  • C12P  41/00     
  • C08F 212/14     

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