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酵母変異体およびその利用

シーズコード S090004030
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 宮川 都吉
  • 水沼 正樹
  • 平田 大
技術名称 酵母変異体およびその利用
技術概要 この酵母変異体は、メチオニン代謝系酵素、特にS‐アデノシル‐L‐ホモシステイン加水分解酵素をコードする遺伝子に変異がある。その結果、メチオニン代謝系に異常が生じ細胞内にS‐アデノシルメチオニンを大量に蓄積する。この酵母変異体を培養することによって、S‐アデノシルメチオニンを大量に生産することが可能となる。また、この酵母変異体は、37℃において細胞周期がG1期で停止するという特徴を有しており、この酵母変異体は、S‐アデノシルメチオニンの生体内機能の解析に利用することができる。酵母変異体は、1つの遺伝子に変異が生じたものに限定されず、複数の遺伝子に変異が生じた多重酵母変異体も含まれる。また変異は、UV照射、エチルメタンスルホン酸(EMS)処理等の変異誘導を行なう変異であっても、自然変異であってもよいし、遺伝子組み換え法を用いた場合であってもよい。またこの変異によるメチオニン代謝系酵素活性への影響は、特に限定されるものではなく、低下または欠失または増加してもよい。この酵母変異体は、優性変異、または、劣性変異のどちらの変異を有する酵母変異体でもよいが、特に、劣性変異であることが好ましい。
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研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 菌体の生産
展開可能なシーズ 肝臓疾患・うつ病治療・骨関節症・がん治療等の各種疾患治療薬剤として有効なS‐アデノシルメチオニンの生体内での機能を解析でき、かつ、S‐アデノシルメチオニンを大量生産し得る酵母変異体、およびその利用方法を提供する。
この酵母変異体は、細胞内にAdoMet(S‐アデノシルメチオニン)を蓄積しているので、AdoMetの製造に用いることで、AdoMetを大量に生産することが可能になる。さらに、この酵母変異体は、細胞内のAdoMetと細胞の増殖(細胞周期)との関連の解明に利用できる。
用途利用分野 S‐アデノシルメチオニン、肝臓疾患治療薬、うつ病治療薬、骨関節症治療薬、がん治療薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人広島大学, . 宮川 都吉, 水沼 正樹, 平田 大, . 酵母変異体およびその利用. 特開2005-261361. 2005-09-29
  • C12N  15/09     
  • C12N   1/15     
  • C12N   1/19     
  • C12N   1/21     
  • C12N   5/10     
  • C12N   9/14     
  • C12P  19/38     

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