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ラングミュア・プロジェクト膜およびその製造方法

シーズコード S990001697
掲載日 2000年6月1日
研究者
  • 大貫 等
  • 和泉 充
研究者所属機関
  • 東京商船大学
  • 東京商船大学
研究機関
  • 東京商船大学
技術名称 ラングミュア・プロジェクト膜およびその製造方法
技術概要 有機分子で組織された柔軟で軽量な高い金属的導電性を有する超薄膜を獲得して、これを構成するナノメータサイズの分子長を単位として膜厚を制御し、微少領域から大面積まで製膜を行う技術を確立することは、近未来の有機分子・バイオエレクトロニクスにとって、その構成素構造としての観点から極めて重要であり、産業界から望まれていた。
本発明は、長鎖脂肪酸と長鎖アルキリル基をもたないテトラチアフルバレン誘導体を用いて、均一な層状構造を持ち、極低温まで安定して高い金属的伝導特性を示す従来にないラングミュア・プロジェット膜を容易に作成する方法を提供するものであり、製造方法とその膜に関するものである。
画像

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従来技術、競合技術の概要 ラングミュア・プロジェット膜の製法は電荷移動塩型と電荷移動錯体型の手法で製造されていたが、長鎖アルキル基の面内パッキングにより分子充填様式が決定されてしまうので電子活性基が十分に接近できないため、高い導電性が得られないと言う欠点を抱えていた。また、親水基と疎水基との間の強度バランスがとれず、ラングミュア・プロジェット膜を作成するために長鎖脂肪酸を混合する場合が多く、この場合には膜内部に導電性クラスターと絶縁性クラスターとからなる不均一な膜が作成せれて直流電気伝導度の温度依存性が半導体的になってしまうことが問題となっていた。
研究分野
  • 有機化合物の薄膜
  • 有機化合物の電気伝導
展開可能なシーズ (1)低温領域までも高い金属的導電性を有するラングミュア・プロジェット膜の製造
(2)ラングミュア・プロジェット膜の膜厚制御
(3)ラングミュア・プロジェット膜の安価な製造
用途利用分野 電子デバイスにおける静電防止コートなどの製造
LED素子の製造
バイオ素子、分子素子、有機分子素子、各種センサー構成要
研究の進捗状況 基礎研究の段階。大学における研究実験室において研究開発を行っている。平成9年5月現在。
関連発表論文 (1)和泉充, 大貫等, VIGNAU,L.; 永田正明, 石崎康雄. 酸素置換型TTFドナー分子BEDO‐TTFと脂肪酸による新しい金属的導電性LB膜. 固体物理. vol.34,no.4,1999,p.270-278.
(2)和泉充. 導電性薄膜の構造制御と物性. 東京商船大学研究報告 自然科学. no.42,1991,p.47-66.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人東京海洋大学, . 大貫 等, 和泉 充, . ラングミュア・ブロジェット膜およびその製造方法. 特開平10-310757. 1998-11-24
  • C09K   3/00     
  • B01J  19/00     
  • B05C   3/18     
  • B05D   1/20     
  • C07D 519/00     

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