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光触媒複合体およびこれを用いた有機物質変換方法

シーズコード S090004128
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 犬丸 啓
  • 山中 昭司
  • 笠原 隆
技術名称 光触媒複合体およびこれを用いた有機物質変換方法
技術概要 多孔体の細孔表面に,光触媒活性をもつ光触媒物質と,有機基とが固定されていることを特徴とする光触媒複合体。多孔体の細孔表面に有機基を固定して細孔表面に疎水部が形成される。この疎水部により有機物質を多孔体細孔に選択的に吸着できるので細孔内に有機物質が濃縮される。更に,多孔体の表面には光触媒物質が固定されているので,有機基が選択的に吸着した有機物質を光触媒物質が変換するので,吸着飽和することがない。従って,再生作業をせずに,長期間有害な有機物質を取り除く,あるいは有機物質から有用な他の物質へ変換することができる。また,光触媒物質と有機基との夫々が,多孔体の細孔表面に固定されていることで,相互に作用し合うことなく近接して配置できるので,有機基を安定に保持しつつ、吸着・変換を効果的に行える。従って,有機物質の選択的変換を,長時間安定して行うことができる。上記多孔体としてシリカ多孔体を用い,上記光触媒物質としては金属酸化物であることが好ましく,二酸化チタンであることがより好ましい。試料液に本光触媒複合体を作用させることで,環境ホルモンやそれに類する有害化学物質を選択的に除去できる。
画像

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研究分野
  • 触媒
  • 光化学一般
展開可能なシーズ ある有害物質と選択的に結合する有機基を使用して,有害物質を選択的に除去する方法または選択的に有害物質を分解する方法も提案されている。しかし吸着飽和した多孔体を高温加熱処理などにより再生する必要があり,また長期間安定した浄化作用を保持することが難しかった。其処で,有害物質を選択的に除去でき,かつ長期間安定した除去作用を示す光触媒複合体を提供する。
光触媒複合体は,多孔体の細孔表面に光触媒活性をもつ光触媒物質と有機基とが固定されているので,細孔に選択的に吸着され,高濃度で濃縮された有機物質を光触媒反応により変換できる。従って,有害物質の選択的分解を長時間安定して行うことができ,水や空気から有害物質を除去することができる。あらゆる分野での浄化,有害物質除去に利用することができる。特に上水浄化や下水処理等に好適である。
用途利用分野 環境浄化や水中の有機物質変換に有用な光触媒複合体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人広島大学, . 犬丸 啓, 山中 昭司, 笠原 隆, . 光触媒複合体およびこれを用いた有機物質変換方法. 特開2005-270734. 2005-10-06
  • B01J  35/02     
  • B01J  31/38     
  • C02F   1/32     
  • C02F   1/72     

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