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ピロティフレームを備えた建築物の耐震補強方法

シーズコード S090004300
掲載日 2010年3月30日
研究者
  • 山川 哲雄
技術名称 ピロティフレームを備えた建築物の耐震補強方法
技術概要 柱部材1とこの柱部材1につながる横部材とを組み合わせて区画形成した開口を有するピロティフレームを備えた建築物につき、その耐震補強を施すに当たり、その開口に、柱部材1に連係し横部材に向けて伸延する少なくとも2枚のプレート5aを配置してそのプレート5aの相互間に柱部材1又は横部材とほぼ同等の幅を有する閉空間を形成する。次いで、それらプレート5aを貫く緊結部材5bでプレートを仮止め固定した後その閉空間内にコンクリート5cを充填して硬化させ、続いて緊結部材5bを締め上げてプレート5aを通して硬化後のコンクリート5cに対してプレストレスを導入する。プレート5aは開口の少なくとも一部分又は全部に配置されたものとするのが好ましい。また、閉空間における柱部材の側壁近傍域には、あと施工アンカーを用いて複数の縦筋と複数の横筋とを組み合わせた補強体を配置したり、柱部材1に沿って配置される添え筋と、この添え筋で支持された横補強筋を配置したりできる。柱部材1及び横部材の両方又はその何れか一方に、予め、閉空間へ突出して硬化後のコンクリート5cとの一体化を図る連結部材としてのスタッドジベルを配置するのが好ましい。
画像

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研究分野
  • コンクリート構造
  • 建築物の耐震,免震,制震,防振
展開可能なシーズ 多大なコストを伴うことなしに既存のピロティ建築物あるいはピロティフレームを部分的に有する建築物の耐震補強を図ることができる新規な方法を提案する。
ピロティフレームの開口にはプレートでサンドイッチされプレストレスが導入された極厚壁が形成されるので、建築物の水平耐力(強度)と靭性(ねばり)が大幅に改善される。コンクリート打設前はプレートと緊結部材が型枠やフォームタイの役割を果たすが、コンクリート硬化後は鋼板が横補強材、PC鋼棒が緊張力を導入した横拘束材として機能するので、非常に合理的で無駄のない簡便な補強法として耐震補強効果を発揮する。
用途利用分野 柱部材とこの柱部材の上下につながる横部材(梁部材や床部材等)との組合せにて区画形成した開口を有するピロティフレームが1階に存在するピロティ建築物、ピロティ層が1階もしくは2階以上の任意の階に存在する建築物あるいは地下部分に存在する建築物、ピロティフレーム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 琉球大学, . 山川 哲雄, . ピロティフレームを備えた建築物の耐震補強方法. 特開2006-274783. 2006-10-12
  • E04G  23/02     

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