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波動分離方法及び波動分離装置

シーズコード S100000117
掲載日 2010年9月16日
研究者
  • 網干 光雄
技術名称 波動分離方法及び波動分離装置
技術概要 トロリ線1の下に沿って、パンタグラフ5が車両7とともに右に進行する。パンタグラフ5の上部の集電板3は、トロリ線1の下面と摺動する。このトロリ線1を車両7の進行方向(右方向)に進むのが進行波f(x-ct)であり、車両7の進行と反対方向に進むのが後退波g(x+ct)である。トロリ線1上には、2ケ所に上下方向の加速度を検出する加速度計11、13が設置される。第1の加速度計11の位置をx1、第2の加速度計13の位置をx2とし、両加速度計11、13間の距離をΔxとする。トロリ線を伝播する波動y(x、t)が、y(x、t)=f(x-ct)+g(x+ct)で表されるものとする。ただし、x、t、cはそれぞれ距離、時間、波動伝播速度を表し、右辺第1項は進行波を、同第2項は後退波を表す。このとき異なる2点x1、x2において観測される振動波形において、Δx=x2-x1、Δt=Δx/cとし、Δtの時間差に相当する二つの波形の差は、近似的に所定の式で表わされる。それぞれの演算結果は、進行波・後退波のみの関係で表される。この式を積分すれば、x1点における進行波・後退波に分離することができる。
画像

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研究分野
  • 線路構造,軌道材料
展開可能なシーズ トロリ線等の長尺体を複雑に伝播する波動を詳細に把握するための解析手法として有意義な、波動を進行波と後退波に分離する波動分離方法を提供する。
トロリ線等の波動の進行波・後退波分離を行うことができる。その結果、トロリ線のハンガやパンタグラフの改良結果の評価等に重要な解析ツールが得られ、今後の機器・システム開発に大きく寄与できる。
用途利用分野 パンタグラフ、トロリ線
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, . 網干 光雄, . 波動分離方法及び波動分離装置. 特開平10-171779. 1998-06-26
  • B60M   1/28     

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