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鉄道車両用台車の操舵装置

シーズコード S100000119
掲載日 2010年9月16日
研究者
  • 岡本 勲
  • 佐藤 栄作
技術名称 鉄道車両用台車の操舵装置
技術概要 車両が曲線軌道に入ると、操舵はり9に対して台車枠側はり2は角度だけ回動する。すなわち、操舵はり9の左右端のヨーク41が前後方向に動き、リンクプレート45や移動回転支点43、47を介して水平テコ8を固定回転支点51回りに回動させる。水平テコ8が回動すると、移動回転支点49、53を介して、各連結棒7を動かす。すなわち、水平テコ8が時計回りに回ると、各連結棒7を前後方向に押して前後の軸箱4同士の間隔を広げ、水平テコ8が反時計回りに回ると、各連結棒8を引っ張って前後の軸箱4同士の間隔を狭める。一方、反対側にも同様の操舵装置が存在し、操舵はり9で反対方向に駆動される。結局、操舵はり9の回動により、左右片側の車輪軸間隔は狭まり、反対側の車輪軸間隔は広がり、車輪軸の操舵が行われる。ここで、車体と台車との回動角と車輪軸の操舵角の関係は、水平テコ8のテコ比で定められる。ここで、支点51、47との距離をl、支点51、49及び53との距離をl0とした場合、テコ比は(l0/l1)である。水平テコ8のテコ比(l/l)が、理論的な操舵角の20~35%増しのオーバーステアリング特性を有する。
画像

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研究分野
  • 鉄道車両設計
展開可能なシーズ 鉄道車両用台車枠に対して輪軸組立体を意図的に回動させる操舵装置であって、車輪軸が迅速かつ十分に軌道曲線の曲率中心を向くように改良を加えた鉄道車両用台車の操舵装置を提供する。
車体と台車間や操舵装置、軸箱支持装置等の各部の抵抗に起因する操舵角不足を、20~35%のオーバーステアリングにより補ってやり、速やかにかつ確実に車輪軸の操舵を行うことができる。また、リンク機構を水平配置として、台車の前後の車輪軸に同等な操舵操作を与えてやることができる。
用途利用分野 操舵はり、水平テコ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, . 岡本 勲, 佐藤 栄作, . 鉄道車両用台車の操舵装置. 特開平10-203364. 1998-08-04
  • B61F   5/44     
  • B61F   5/46     

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