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YAP、YAG多結晶粉末の合成法

シーズコード S990003173
掲載日 2000年12月28日
研究者
  • 桜井 健次
研究者所属機関
  • 独立行政法人 物質・材料研究機構
研究機関
  • 独立行政法人 物質・材料研究機構
技術名称 YAP、YAG多結晶粉末の合成法
技術概要 本技術は、イットリウム・アルミニウム複合酸化物の多結晶粉末の簡便な製造法に関するものである。この製造法では、組成制御された原料粉末から室温付近での高エネルギーボールミルを用いた固相反応により非平衡状態の粉末を合成した後に、900~1200度に昇温して結晶化させ、目的の酸化物を製造する。得られる多結晶体は、非平衡状態から昇温により平衡状態に戻るため、その組成において安定に存在する単相の酸化物となる。下図(b)は市販のイットリアとアルミナ粉末をY:Al=1:1の割合で混合し、遊星型高エネルギーボールミルで一昼夜、固相反応させた粉末のX線回折図である。結晶構造に対応するピークはほぼ消失し、この粉末が非平衡状態にあることが確認される。下図(a)、(c)、(c)の下段はそれぞれ原料粉末と、固相反応後の粉末を1100度で熱処理したイットリウム・アルミニウム複合酸化物と、この酸化物のデータベースのX線回折図である。
画像

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従来技術、競合技術の概要 イットリウム・アルミニウム複合酸化物を製造するには、1500度以上の高温での固相拡散により合成する方法や、有機物質を利用するゾルゲル法が用いられていた。この複合酸化物は、室温付近で安定して存在する結晶相が複数存在するため、いずれも単相の粉末を得るのが容易ではなく、添加物、温度条件等に特殊、複雑な操作が必要である。
研究分野
  • セラミック・陶磁器の製造
展開可能なシーズ 室温付近での固相反応を利用したイットリウム・アルミニウム複合酸化物の製造方法
用途利用分野 シンチレーター等の光学材料の原料
高温構造材料の原料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人物質・材料研究機構, . 桜井 健次, 郭 暁梅, . イットリウム・アルミニウム複合酸化物の製造方法. 特開2000-044235. 2000-02-15
  • C01F  17/00     

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