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車両脱線時の転倒防止装置

シーズコード S100000128
掲載日 2010年9月16日
研究者
  • 石田 弘明
  • 前橋 栄一
技術名称 車両脱線時の転倒防止装置
技術概要 ストッパ片S1自体は、内面S1a側を平坦な鉛直面に形成する。外面側は上部ほど圧肉になる傾斜形状に形成してもよいし、補強板S1bを設けてもよい。これにより、ストッパ片S1が車幅方向の力を内面S1a側から受けたとき、ストッパ片S1と軸箱26との取付面での分離やストッパ片の曲がりを防止する。さらに、内面S1aを軌道1の側面1aとほぼ平行に設定する。また、ストッパ片S1の下端部分は、軌道1の長さ方向になる両端部分を面取りして円弧状に形成する。ストッパ片S1は、一つの輪軸21につき、左右1対設ける。ストッパ片S1の、軸箱26の下面から下方への突出長は、長いほど確実に軌道1の側面1aに接触するので好ましい。しかし、その下端が、車両下部の軌道上面からの高さを規制する車両限界線Lを超えない範囲に設定する。これは、車両が脱線せずに正常に走行している際、地上設備に接触しないための必要条件であり、また、車輪21aが脱線したときに、ストッパ片S1の下端がまくらぎ3や道床2に接触しないように配慮する。軌間1435mmの新幹線軌道では、軌道1の上面からの車両限界線Lまでの高さを最低で60mmとする。
画像

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研究分野
  • 鉄道車両設計
  • 鉄道事故
展開可能なシーズ 軌道上を走行する車両が万が一脱線したとしても、軌道のまくらぎのある道床や路盤、スラブ等の上を走行するように強制的に案内する装置を車両側に設備しておくことにより、車両の転倒を防止し、しかも極めて低コストの設備費用で実現可能とする。
脱線時に働く電磁石の力によって、ストッパ片が軌道に吸着して車両を軌道に添うよう強制的に案内する作用がさらに高まり、しかも、車両制動ブレーキとしての作用も発揮できる。
用途利用分野 ストッパ片、軸箱
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, . 石田 弘明, 前橋 栄一, . 車両脱線時の転倒防止装置. 特開平10-250576. 1998-09-22
  • B61F   9/00     

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