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酸化物超電導体及びその製造方法

シーズコード S100000156
掲載日 2010年9月16日
研究者
  • 富田 優
  • 村上 雅人
技術名称 酸化物超電導体及びその製造方法
技術概要 酸化物超電導体は樹脂含浸層を有した溶融法による酸化物超電導バルク体から成り、バルク体は希土類元素(Y,La,Nd,Sm,Eu,Gd,Dy,Ho,Er,Tm及びYbのうちの1種以上)を含む銅酸化物超電導体である。バルク体は、REBaCu(REはY,Dy,Ho,Er,Tm又はYbのうちの1種以上)を母相とすると共に、母層中に50体積%以下のREBaCuO相を含むことが好ましい。含浸させた樹脂はエポキシ系樹脂である。酸化物超電導体は、減圧雰囲気下に保持した酸化物超電導バルク体と液状樹脂とを接触させて酸化物超電導バルク体に樹脂を含浸させて製造する。真空中で樹脂含浸を適用すると、表面に開口した微小クラック部だけでなく、これらを通して表層部全体に、更にはバルク内部にまでも樹脂が浸透し、表面の耐食性が著しく改善され、バルク超電導材料そのものの機械的強度が飛躍的に向上する。使用時の外力,内部応力又は腐食による割れの進展が抑えられ、長期間高い捕捉磁場を維持可能になる。酸化物超電導バルク体に樹脂を含浸させる際、予め該酸化物超電導バルク体に孔を設けると速やかに樹脂を含浸できる。
画像

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研究分野
  • 固体デバイス材料
  • 固体デバイス製造技術一般
  • 超伝導材料
展開可能なシーズ 大きな電磁力や使用時の急激な昇温・冷却に伴う熱歪といった外力や内部応力に十分に耐えると共に、腐食性環境にも悪影響を受けることがなく、長期にわたって高い捕捉磁場を発揮できる酸化物超電導体を容易かつ安価に提供する。
高い捕捉磁場の確保といった超電導特性の向上だけでなく、冷却及び昇温の温度履歴や電磁力印加を繰り返し行った電磁的履歴あるいは腐食性雰囲気中での長期使用等の場合においても捕捉磁場の劣化がない溶融法による酸化物超電導体を容易かつ安価に提供することができるなど、産業上極めて有用な効果がもたらされる。
用途利用分野 酸化物超電導体、マグネット、核融合実験装置、超電導MRI、磁気浮上列車、発電機、エネルギ-貯蔵装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公益財団法人鉄道総合技術研究所, . 富田 優, 村上 雅人, . 酸化物超電導体及びその製造方法. 特開2000-178025. 2000-06-27
  • C01G  3/00    ZAA
  • C01G  1/00      
  • C04B 41/83    ZAA
  • H01F  7/00      

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