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血液凝固阻害活性を有するブラジルサシガメ由来のTi-1蛋白質

シーズコード S100000221
掲載日 2010年9月16日
研究者
  • 鎮西 康雄
  • 油田 正夫
  • 伊澤 晴彦
技術名称 血液凝固阻害活性を有するブラジルサシガメ由来のTi-1蛋白質
技術概要 配列番号1のアミノ酸番号(-18)-188で示されるアミノ酸配列からなるTi-1蛋白質、又は血液凝固阻害活性を有し、配列番号1中ののアミノ酸の5個以下が欠損、置換若しくは付加された蛋白質からなるブラジルサシガメ由来の蛋白質である。この蛋白質をコードし、配列番号2の塩基番号1-742で示される塩基配列からなる遺伝子、またはこの塩基の5個以下が欠損、置換若しくは付加された遺伝子である。この蛋白質を有効成分として含有する血液凝固阻害剤である。配列番号1のアミノ酸配列と配列番号2の塩基配列を図に示す。吸血昆虫であるブラジルサシガメの唾液腺から抗凝血作用を持つ活性物質を同定し、単離・精製し、それらの有効成分の性状を解析することにより、また、遺伝子cDNAのクローニングを行うことにより、バキュロウイルス発現系によって血管弛緩機能を持つ蛋白質を多量に製造できる。また、蛋白質の血液凝固阻害作用に起因する活性部位を究明し、構造解析が進めば、分子設計手法で活性物質を一般の化学合成手法で製造することも可能である。
画像

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研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 血液・体液作用薬の基礎研究
展開可能なシーズ 吸血昆虫であるブラジルサシガメ(Triatoma infestans)の唾液腺から単離され、血液凝固阻害活性を有する蛋白質を提供し、バキュロウイルスの系を用いて蛋白質の大量供給を可能にする。
ブラジルサシガメ由来の新規な蛋白質であるTi-1蛋白質、及びこの蛋白質をコードするTi-1遺伝子が与えられる。Ti-1蛋白質は血液凝固阻害活性を有し、有効成分として含有する医薬は、血液凝固阻害剤として、心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞の治療及び予防に有効である。またTi-1蛋白質は、医薬開発の場における血液凝固阻害剤のリード化合物としてもまた、大きな可能性を有している。
用途利用分野 血液凝固阻害剤、心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞予防・治療剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人三重大学, . 鎮西 康雄, 油田 正夫, 伊澤 晴彦, . 血液凝固阻害活性を有するブラジルサシガメ由来のTi-1蛋白質. 特開2003-116568. 2003-04-22
  • C12N  15/09     
  • A61K  38/55     
  • A61P   7/02     
  • A61P   9/10     
  • C07K  14/435    

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